日本酒輸出、11年ぶりに過去最高を記録!
人気のジャパニーズ・ダイニング@ニューヨーク |
ニューヨークのクリエイティヴな星付きジャパニーズ・ダイニングでは、夜毎、セレブたちのテーブル上で、日本酒ソムリエのエレガントなサービスとともに、100ドルも200ドルもする日本酒ボトルがバカスカ開けられているという事実を。
彼らは今世界でもっともクールなのは日本食であり日本酒だと断言する。
新聞発表によれば、平成19年(2007年)の日本酒輸出量が6年連続で前年を上回り、11年ぶりに過去最高を更新することがあきらかとなった。
世界的な健康志向や「Japan is Cool」に代表されるようなJAPANカルチャー人気で、とくに米国などでの和食・SUSHI・SASHIMIレストランの増加にあわせ、日本酒の需要が急激に高まっているようだ。
データを見てみよう。
日本酒の「輸出量」は平成14年(2002年)から、「輸出金額」は平成12年(2000年)から、確実に増加を続け、18年(2006年)は10,269kl(前年比108%アップ)、61億500万円(前年比114%アップ)となった。
昨年の19年(2007年)の輸出量は11,334kl。年間で最高だった平成8年(1996年)の約10,400klを上回った。
また19年(2007年)は金額ベースで前年比115%アップと発表されている。1~11月の時点で62億7502万円をはじき出し、すでに18年(2006年)を上回った。この数字を見れば輸出量のみならず、高級プレミアム日本酒に人気が集まっていることがよくわかる。
数量・価格推移/大阪税関 |
国別構成比/大阪税関 |