鉄板料理とハイボールのおいしい酒場
国際ビル地下でよく目立つカウンター |
店名のショルダーキャッチには“鉄板料理とハイボールのおいしい酒場”とあるが、まったくもってその通り。30歳くらいから40代前半にバカがつくほどバーで過ごしまくったわたしは、最近はこの手の酒場のほうを好むようになった。気の置けない友人と安くて旨い料理を食べながら、まったくの無駄話をして、ハイボールをグビグビとやる。これがいい。
『ウィッフィ』はいまのわたしのためにあるような店だ。
余談だが、つい5、6年前までは、一晩に7、8軒ものバーに顔を出していた夜もある。晩飯なんて食べなかった。それがいまでは『ウィッフィ』のようなおいしいウイスキーと料理のある酒場で結構な時間を楽しく過ごし、その後1、2軒ほどバーに行くという健全なおとなに変わってしまった。
なんでも、度が過ぎるのはとにかくよくない。
彼のキスよりおいしいぞ
上:ウィッフィハイボールとコリコリ/下:人気の海鮮チヂミ |
海に行けない日は、ウィッフィハイボールの日と決めてもいいくらいだ。と、大袈裟だが、でもだ、その口当たりのよさは彼とのキスよりも心地よく、これってほんとにウイスキーなのって、驚くよ。陶酔するよ。
コリコリ(¥378)っていう牛の動脈、モツを焼いたの、そして海鮮チヂミ(¥724)を食べた。
驚愕マシーン、コールドショット |
(次頁へつづく)