グランド・セフト・オート・サンアンドレアス発売
2006年1月25日、全世界で5千万本以上を発売する人気シリーズ、グランド・セフト・オート(以下GTA)シリーズの最新作、グランド・セフト・オート・サンアンドレアス(以下GTASA)が日本で発売になりました。発売に際して、
延期や、
仕様変更など紆余曲折があったのですが、それはこのシリーズの過激な表現が問題になったことに深く関わりがあります。
今回はことの発端である神奈川県が同シリーズのグランド・セフト・オート3(以下GTA3)を有害図書類に指定した経緯や背景などを整理するとともに、ゲームの規制について考えてみたいと思います。
全国に先駆け、神奈川県がゲームを有害図書類に指定
 |
| ソフトを置く場所ももちろんですが、プロモーションムービーなどを流す場所も分けなくてはいけませんね |
2005年5月30日、神奈川県の県民部青少年課はGTA3を神奈川県青少年保護育成条例に基づく有害図書類に指定することを決定しました。有害図書類とは具体的にどういうことでしょうか? 何かとても悪いもののような雰囲気がありますが、神奈川県のWebサイトではこれを「いわゆる卑わい系や残虐系の図書類」としています。
【関連サイト】
">神奈川県青少年保護育成条例による有害図書類の包括指定とそれに基づく有害図書類の例示正確な定義は神奈川県青少年保護育成条例第7条に明記されていますが、GTA3はそのうちの「青少年の粗暴性又は残虐性を甚だしく誘発し、又は助長し、その健全な育成を阻害するおそれがあるもの」に該当したものと思われます。
有害図書類に指定されると、まず
18歳未満への販売が禁止され、
区分陳列が義務付けられます。区分陳列というのは、ゲームショップや家電量販店など、販売される小売店で有害図書類に指定したものを他のものと区別して置くようにするということですね。例えば店舗内で間仕切りをして18歳未満のユーザーが入ることができない場所に陳列するであるとか、そういったことをする空間的余裕の無い小さな店ではレジの前に置くなどの処置をするということです。これには罰則がありまして、違反すると
30万円以下の罰金が科せられます。
全国初のゲームの有害図書類指定に賛否両論が出ました。規制された
GTA3というゲームはどんなゲームだったのでしょうか?