プレゼンで笑顔をつくる4つの方法
笑顔はプレゼンで重要な要素。聞き手も自分もリラックスできる
「笑顔が大切なことはわかっている。それをわかったうえで、なかなか笑顔が出ないのだが、どうしたらよいか?」
本当に笑顔で悩んでいる方の本音はここではないでしょうか? そこで、今回はプレゼンテーションにおいて、ステキな笑顔を出すための方法をいくつかご紹介したいと思います。
1.聞き手に「感謝の念」抱く
一番本質的な方法がこの「聞いてくれる人への感謝の念を抱く」です。
どうしても、プレゼンを行なう際には「うまく話さないと」と自分のことばかりを考えて自分本位になってしまいます。
しかし、プレゼンテーションは話し手と聞き手が両方いて、はじめて成り立つもの。
そして、聞き手の人たちは話し手のために時間を取ってプレゼンの場に集まってくれているのです。
「この人は忙しいのに、仕事の都合をつけて、この会議室に来てくれている。自分の話を聞くために、余計な時間を割いてくれている」
そう考えたら、晴れやかな笑顔がこみあげてくるでしょう。
2.話題にジョークを取り入れてみる
それでも笑えないときは、話題にジョークを取り入れてみるのも1つの手です。自分が言ったジョークで自分が笑っちゃうことって、ありますよね。それを意図的に取り入れてやり、自分をリラックスさせようという方法です。
しかし、この方法はそのジョークがスベってしまい、より自分を追い込む恐れがあるので、ある種上級編かもしれません。
3.聞き手が全員「好みの異性」だと想像してみる
よく「目の前の聴衆をかぼちゃだと思え」と言いますが、それはあまり良くありません。だって、カボチャのためにがんばろうという気持ちにはならないでしょう? カボチャのために、満面のフルスマイルを作ろうという気にならないでしょう?
それよりもっと良い方法が、「聞き手を好みの異性だと想像する」ことです。心の奥底から笑顔がこぼれてしまうようなシチュエーションを想像してみることですね。
1つエピソードなのですが、先日写真を撮影してもらうのに、カメラマンさんが「宝くじで2億円あたったときの笑顔をどうぞ♪」と言ったときの、みんなの笑顔が素晴らしかったのです。
普通に「はい、笑顔でどうぞ」と言ったときの写真とは雲泥の差。それくらい、想像力は笑顔に影響するというお話です。
4.口角をむりやり上げてみる
それでもダメなときは、もう強攻策です。無理やり口角を上げてみましょう。そうすると、口角が下がっているときよりも、笑顔に見えます。
笑顔をはじめとして、すべての表情は顔の筋肉で作られているわけですから、心が笑っていなくても、顔だけ笑わせることは可能です。「そんなのは偽物の笑顔だ」という方もいらっしゃるでしょう。その通りです。
しかし、たとえ偽物の笑顔でも、それを表情に乗せることで、聞き手がリラックスして聞けるのならば、聞き手のためにそれは行なうべきだと思うのですが、いかがでしょうか?
以上、4つの「笑顔の作り方」についてご紹介してきました。本質的なものから、形だけのものまで様々。最初は形から入ったとしても、だんだんと本質に近づいていくことは可能ですので、ご自身の現状レベルに合わせて取り入れてみてください。にこっ。
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