アート・美術展で振り返る2008年(4ページ目)

２位「十和田市現代美術館」

建築家の西沢立衛による設計で４月に青森県十和田市にオープン。「街の通り全体を美術館と見立てる」という全体構想に応えて、屋内の展示室と屋外のアート空間が入り交じり、建築とアートが一体化したつくりで話題を呼びました。

ロン・ミュエクや椿昇など、国内外で活躍するアーティスト21人のコミッションワークが恒久展示されています。

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１位「横浜トリエンナーレ2008」

今年で第３回目を迎えた日本で最大の現代アートの国際展。神奈川県立近代美術館の水沢勉をディレクターに迎え、「タイムクレヴァス」がテーマに謳われパフォーマンスや映像の作品も積極的に紹介されました。

少々難解な作品が多いという批判もあったようですが、ランドマークプラザ内での先行公開作品や市内の各地で連日実施された大巻伸嗣によるパフォーマンス作品は無料で楽しむことができたり、分散型の会場で横浜の名勝三渓園でも展示が行われるなど観光がてら楽しむことができる仕掛けが功を奏したのか、結果としては30万人を超える多くの来場者を集めたそうです。ガイドサイトでも３度に渡ってご紹介しています。

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いかがでしたでしょうか。2008年も実にたくさんの催しがありました。

AllAbout「アート・美術展」では、今後も様々な情報をご紹介していきます。2009年もどうぞよろしくお願いいたします！

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【関連サイト】

• artscape……大日本印刷が運営するアート情報総合サイト。展覧会情報のほか、レビュー・評論など充実したコンテンツが魅力。
• REALTOKYO……アートから映画、音楽まで東京のカルチャーイベント情報を中心に紹介したサイト。コラムも充実。
• 東京アートビート……首都圏を中心に、400以上のアートスペースの最新情報を登録、提供しているサイト。イベントレビューのページも。