インドのお土産(3ページ目)

民族服は見逃せない

インドといえば、現代になっても女性が民族衣装を普通に着ている数少ない国のひとつです。きらびやかなサリーが気にならない女性はいないでしょう。

民族服1　サリー

質も値段もピンからキリですが、数十万円する高価なものは、見学だけしてもいい体験になります。もう少し現実的な値段のものでも、数万円のものからナイロン製の2000円程度のものまで様々。ショッピングモールなどにも、必ずサリーを扱う店がありますし、雑多な庶民街で自由に選ぶのも楽しいですよ。

サリーは着用目的なら、お店の人に聞くなりして、下に履くスカートとブラウスをセットで買いましょう。外国人にはインテリア用布としても人気があるようです。

民族服2　パンジャービー・ドレス

日本ではなぜか「パンジャービー・ドレス」という名が定着していますが、インドではこの呼び名はあまり通用しません。総称は単に「スーツ」と言います。

スーツの上着部分は「カーミーズ」と呼ばれ、ズボン部分は種類がいろいろあり、ヒザから下部分がぴったりしたデザインの「チュリダール」、膨らんだ「サルワール」、ヒダが出るほど膨らんだダブダブの「パティアラ」などなど。チュリダール以外は、カカトが隠れる長さが正しい着方です。

スーツは既製品も売っていますが、一般的にオーダーメードするもの。オーダーメード用のセットが売っているので、時間に余裕があれば、それを仕立て屋（ダルジー）で仕立ててもらうとピッタリサイズに仕上がります。