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更新日:2006年03月01日
3/11[土]~『かもめ食堂』は群ようこ原作、邦画初のオール・フィンランドロケを敢行した荻上直子監督の三作目。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ出演のハート・ウォーミングな物語。
フィンランドの魅力にはまって… |
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フィンランド・ロケのおかげで荻上監督の生活は、より『健全』に? ちなみに、日々、気をつけていることは、「いっぱいあります。レトルトものは余り食べないようにする。酒を飲みすぎない。酒を飲んで記憶をなくすのは、もうやめよう。マザコンなので、母に頼るのは止めようと思います」。お酒が大好きな監督はこの日もインタビューの後、「学生時代の友人と飲む予定なんです」と教えてくれました。 映画では「食」と同様、「住」にもこだわっています。サチエさんの自宅は間接照明を生かしてすっきり整頓されています。かもめ食堂も色合いも含めて、真似したくなるほどオシャレ。まさに北欧シンプルモダンの世界です。 「フィンランドの人たちは服装とか格好よくないけど、どの店も家も、とても素敵でした。わたしは今回、フィンランドを5往復しましたが、そのたびに重いのに、たくさんのイッタラの食器を買い込み、カーテン用にマリメッコの生地をガツンと買い、母親に縫ってもらいました(笑)」 「もう、オリンピックも日本より、フィンランドを応援していましたね。住みたいぐらいです。白夜ですか?こんな時間まで酒が飲めるのかと思いました」とすっかりフィンランドびいきになってしまった荻上監督。フィンランドロケは、監督として「どこででも映画が撮れる!」という自信ももたらしました。さらには、「次回作を撮って、自分の持ち味みたいなものが決定できればいいなあ」とも。 最近、大御所ウッディ・アレンの新作を見て、さらに、思うこところあり。「ウッディ・アレンのいい作品に触れました。それで、調べてみたら、彼は1969年から40年、毎年一本、映画を作り続けているんです。映画の現場は大変で、弱きになることもありますが、やはり、『継続は力なり』ですよね」ときっぱり。今後の作品に期待大です。 「映画は日本の人にも、フィンランドの人にも観てほしいですね。特に、仕事を一生懸命、一生懸命、しちゃっている人に」と監督。 フィンランド上映は秋ごろ。スクリーンに映し出される、シンプルな暮らしの中には、日々を愛おしむ気持ち、人への優しさ、そしておいしい食べ物を作って・食べる幸せがいっぱい詰まっています。かもめ流に肩の力を抜いて、腹ごしらえをしたら、元気が出ること間違いなし! 映画を見て、太ったカモメが飛び交うヘルシンキに行きたくなった向きには、おなじみの場所が、観光用ロケ地マップになっているそうです。かもめ食堂も元の店に戻って営業中、です。こんなにふんわりと幸せな映画にはめったにお目にかかれませんよ。是非劇場に足を運んでください。 |
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(執筆者:南 樹里)
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