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滞在14時間トム様『ラストサムライ』再来日(5ページ目)

8/28、映画『ラスト サムライ』のPRで来日したトム・クルーズ氏とエドワード・ズウィック監督ら出演人が揃い世界20カ国に配信された会見レポ。【新着の映画のシーン画像も掲載】

執筆者:南 樹里

会見中、何度もこういう感じがあり撮影中に築かれた絆を感じました
ラストサムライラストサムライラストサムライ
トム・クルーズ氏:現代社会では、物事を誰か他人のせいにすることが往々にしてある。そういう場合、自分にも責任があることを認識すべきではないでしょうか?自分の責任を考えることが武士道ではないかと考えます。Q:殺陣と今までのアクションとの違い?トム・クルーズ氏:撮影前に8ヶ月間、殺陣の特訓をしました。幸いなことに両隣の先生(渡辺氏&真田氏のこと)が、教え、助けてくれました。お二人は運動神経もすばらしいですね。それから甲冑を着て、刀を振り回すために体力が必要で20ポンド体重を増やしました。肉体を変えていくことで、精神的にもネイサン・オール・グレン大尉に近づけました。もし私の殺陣がおかしかったら彼らのせいだよ。先ほどお話したように、これで責任転換をしたわけです。(笑)武士道と反することですが・・・。とにかく一生懸命取り組みました。Q:トム・クルーズ氏の殺陣はどうでしたか?渡辺氏:こんな熱心な俳優を見たのは、真田広之君、以来ではないでしょうか。(会場:笑)とにかく最後の戦いが鎧を着て朝から晩まで撮影したのですが、その後また翌週の練習を現場でする!と。まだやるの?!って感じでしたね。あとスタントコーディネーターが難易度の高い振り付けをしたので、お互いを信頼しあわないと大怪我ではすまないパズルのようなものでした。例えば僕が思いっきりトムの頭上を振りきる刀を彼が避ける。その逆もあり、本当に戦友という言葉に相応しいそんな時間を過ごしました。

*画像、掲載終了

真田氏:彼はタフで。本当に練習熱心で、僕との一騎打ちのシーンは必ず立ち会うし、撮影後も数時間練習で汗を流すんですが。自分が納得するまで続ける役者根性はすごかったですね。そして初めて会ったときに日本の剣術としてより正確になるように少しだけ助言すると、教えたその場ですぐに吸収していって、どんどん腰も落ちていって、どんどんサムライらしくなっていきました。その過程でどんどん友情を膨らましていき、非常に役の成長と生活そのものがオーバーラップして、信頼しなければ命も預けられないといった貴重な経験でした。エドワード・ズウィック監督:『ラスト サムライ』での殺陣のスタイルは、近年のものとはまったく違うものです。大規模な設定でこれだけの殺陣を稀だと思います。非常に美しい動きなんですが、ダンスなどではなく、命をなくすかもしれないといった、とても危険度が高いものです。それゆえ運動能力、精神性どれをとってもこの3人なくしては演じられなかったと思っています。CGは一切、使用していません。ラストサムライQ:若者に向けてメッセージをトム・クルーズ氏:自分に正直で誠実であること。友人に対して、人に対しての忠誠心だとか、思いやりや助け合う心。どんなことでもいいんです、横断する方に手を差し伸べたり、人に笑顔で接したり、そういうことで生きがいを感じ、一人一人が行うことでこの世のなかを良いものにしていくと信じています。

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