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SEASON’S SPECIAL~Part 1 毎日がクリスマスだったら...

12月は街にクリスマス・ソングが溢れるシーズンですね。テクノポップ・ガイドがおススメする偏ったクリスマス・ソングを紹介します。タイトル曲からハロプロ系まで。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

クリスマスソングの定番と言えば、山下達郎の『クリスマス・イブ』(KICK THE CAN CREWは、本当においしいカヴァーしてますね)とかワム!の『ラスト・クリスマス』(ジョージの相棒であった貢献度が低かったアンドリューはバナナラマのカレンと結婚したそうです)ですね。今回は、テクノポップ~ニューウェイヴなクリスマスソングを紹介いたします。

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タイトルでピンときた方もおられるでしょうが、『毎日がクリスマスだったら…(I wish I could be Christmas everyday)』(1983年)は鈴木さえ子のファースト・ソロ・アルバムです。彼女は松尾清憲等も在籍したモダンポップなシネマのメンバー、そしてリリースはありませんが、第2期フィルムスのメンバーでもありました。

1999年10月の歴史的イヴェント「DRIVE TO 2000」では、彼女は一時的再結成されたフィルムスのライヴで渋いドラムスを叩いてくれました。『NO LIFEKING NO MUSIC』を除く全ての彼女のアルバムは、シネマも手掛けた鈴木慶一(御夫婦だった事もあります)との共同プロデュース。

シングル『毎日がクリスマスだったら(I wish I could be Christmas everyday)』としてもリリースされています。メリーゴーランドのような感覚の素敵なクリスマスソングです。

このシングルの編曲は、Psycho Perches(鈴木さえこ+鈴木慶一のユニット名義)ですが、XTCのアンディー・パートリッジが編曲した『I wish I could be Christmas everyday in the U. K.』(こちらは1987年の『STUDIO ROMANTIC』に収録されましたが、『鈴木さえ子*ザ・ベスト』には両ヴァージョンとも収録されています)もあります。元ELOの奇人、ロイ・ウッド(with Wizzard)も同じタイトルの曲を1973年にリリースし、ヒットさせました。
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