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立命館大学(3ページ目)

ここ十数年の間に大学の評価を驚異的にあげている立命館大学、その飛躍的な進歩の原動力は、就職実績を含め何か検討していきたい。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

新司法試験でも実績を残す

伝統ある法学部も有名で、平成18年度(2006年度)の新司法試験結果は、私立大の中でもかなり優秀である。

■平成18年度新司法試験私立大結果(左から合格者数 受験者数 合格率) 
中央 131(239) 54.8%  
慶應 104(164) 63.4%
明治 43(95) 45.3%
同志社 35(88) 39.8%
関学 28(64) 43.8%
立命館 27(102) 26.5%
法政 23(61) 37.7%
関西 18(50) 36.0%
上智 17(51) 33.3%
学習院 15(49) 30.6%
愛知 13(18) 72.2%
早稲田 12(19) 63.2%

立命館大学の入試英語

立命館大学は、2010年から英語を100分から80分に変更する。一部の学部に課せられていた記述問題を全廃し、問題がすべてマーク方式に。100分になる以前は80分なので、元の時間に戻ったことになる。つまり総問題数は6問で80分になる。かなり処理能力を上げないといけないだろう。

また立命館大学では、長文(2題)と客観問題の比率がおよそ50対50の割合となっている。客観問題でできるだけ高得点をとることがポイント。大学入試説明会でも言われているように、基本75%の得点が必要だ。

立命館大学の入試国語

立命館大学の現代文は比較的対処がしやすい。問題の傾向が一定で、空欄補充、抜き出し、脱文挿入など傾向を押さえた勉強が必要。一方、古文はやや難しい。ただ、入試問題でよく出る出展からの出題が多いので、頻出問題集をこなしておくと良いだろう。漢文は標準的な問題なので、基礎を押さえた上で問題演習をしておくこと。

立命館大学の入試社会

立命館大の日本史、世界史はそれぞれ大問4題で全問記述式となっている。他の関関同立の大学と比較してかなり難しいと定評がある。非常にマニアックな問題が出題されている。しかし基本は教科書なので、教科書中心に勉強しておこう。基本問題を必ず落とさないことが合格への王道だ。
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