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ミドルエイジ向けバラエティ、人気の訳は?(2ページ目)

80年代後半のバブル期以降、若者を対象に制作されてきたバラエティ番組。しかしここにきて、ようやくミドル世代に相応しい、内容重視のプログラムが人気を集めるように。これも「少子化」の影響なのでしょうか?

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

門構えは古くても、内装は最新設備

人は昔から変わらないものを見ることで安心感を得られるのです
現在もブームが続くお笑いのジャンルは、一見、若いファンによって支えられているようですが、視聴率を大きく左右するという点から見れば、綾小路きみまろや泉ピン子といった中高年の支持を集めるベテラン・タレントの影響力が勝っています。

ここに「伊東家の食卓」の伊東四朗を加えた3強が、実は日本の笑いを根底から支えていると言えるでしょう。こういった落ち着いた笑いが安定した人気を保っているからこそ、若手芸人は思い切って新しい笑いを模索していけるのでは。

そのほか紀行番組や健康番組も、この十年で大きく傾向が変わり、テレビ界全体での重要性もアップしました。「おもいッきりテレビ」「ためしてガッテン」「あるある大事典」などから健康ブーム(と言われて久しいですが、一向に冷める気配はありません)が生まれ、海外ロケ中心だった紀行ものにも、国内の名所を訪ねる番組が増えてきました。10数年でテレビの世界にこれだけの劇的変化が発生した背景には、いったい何があったのでしょうか?

一つには少子化によって、中高年の占める割合が相対的に高くなったことがあるでしょう。もう一つの理由として、全ての時間帯で目標とする視聴率のハードルが下がってきたことがあります。

20%超えが至上命令だった時代から、15%取れれば上出来という時代に移り変わり、以前よりも視聴者層のターゲットを絞って制作することが可能になりました。ただし中高年層の全体的な特徴として、急激な変化や見慣れないモノや人を受け入れるのに多少時間が掛かるようです。そのため、何度か特番などで様子見をした後に、晴れて新番組開始という運びになります。

こうした一連の番組のルーツは意外なところに!!
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