節約/光熱費の節約

ガス代の節約術(2ページ目)

ガス代の節約につながるガスの正しい使い方をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

給湯器のリモコンを点けっ放しでもガス代はかからない

給湯器のリモコンで分かるガスの使用

給湯器のリモコンで分かるガスの使用

これも誤解されているのですが、「ガス給湯器のリモコンの電源がついている状態」=「ガスの種火がついている状態」ではありません。あくまでもリモコンがいつでも使える状態になっているというもの。画像左側の状態であれば、ガスの種火はついておらず、右の炎のマークが点灯してはじめて種火がついている状態です。

ですが、「給湯器のリモコンの電源を切るようにしたらガス代が下がった」という話もよくあります。これは洗面所やキッチンなど、蛇口のハンドル部分の形状によるところが大きいのです。

ハンドルがお湯と水に分かれている形状の場合、ちょっと手を洗うだけの時など水で済ませてしまう場合、間違いなく使っているのは水だけになります。しかしレバー式の場合はレバーがお湯の位置に向いていることを意識せずに使ってしまえば、水だけで手を洗っているつもりでも、給湯器は点火されお湯を出す準備をはじめてしまうわけです。そのような場合でも、給湯器のリモコンを切っておけば点火することを防げるため、無駄にガスを使うことがなくなるわけです。

そうは言っても給湯器のリモコンが設置されている場所によっては、リモコンを点けっ放しにしておかないと不便を感じるご家庭もあるとは思います。その場合は、無駄に点火させないよう、レバー式ハンドルで水だけを使用したい場合は、レバーを水の位置にしっかりあわせてから使用するようにしましょう。ただし、ガスの点火とは別にリモコンの電源が入っていれば、電気代はかかりますのでご注意ください(「電気代の節約術」参照)。

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