新生児の赤ちゃんからできる、寝かしつけのコツとは?
赤ちゃんを寝かしつけるコツとは
赤ちゃんが夜になってもいつまでも寝てくれないとき、最初は笑顔で接していても、だんだん腹立たしくなってきてしまうこともありますよね。そうなると、「私って、ダメ親?」と考えてしまいがちです。
子育てのコツについて、よく「あきらめが肝心」と言いますが、そうは言っても「あともう少しで寝るかもしれない!」と、ついつい意地になって手放せなくなってしまいませんか? こんなとき、どうしたらいいのでしょうか? 「赤ちゃんが眠る、奥の手が知りたい!」と考えるママは多いのではないでしょうか? 今回はどうして赤ちゃんは寝ないのか、その理由を検証し、上手に寝かせる寝かしつけのコツをご紹介します。
赤ちゃんの寝かしつけがうまくいかない! 嫌がる理由とは
どうすれば赤ちゃんの寝かしつけが上手くいくのでしょうか
赤ちゃんがなかなか寝ない理由は、以下のことが考えられます。
- お腹がすいている
- おむつがぬれていて気持ちが悪い
- 具合が悪くて眠れない
- 日中興奮する出来事があった
- 朝起きる時間が遅かった
- 親の夜型生活に慣れてしまい、ペースがずれている
- 昼間あまり体力を消耗していないので、体力が有り余っている
- 離乳食やお風呂の時間が終わってすぐで、興奮が冷めやらない
- 赤ちゃんがまだ眠くなる前に、大人の都合で寝かしつけようとしている
- 環境が落ち着かない(バタバタしている、部屋の中が散らかっているなど)
- 「眠い!」という合図を泣き声で表現している
では、赤ちゃんが眠りやすくなるポイントはどんなことなのでしょうか? 次のページでは、その方法を詳しく説明していきます。
赤ちゃんを上手に寝かしつける10のコツ
赤ちゃんが求めている、寝かしつけとは?
シンプルですが、次に紹介するものには赤ちゃんを眠りの世界へと誘導する大きな効果があります。
- 背中をリズミカルにトントンする
お母さんのお腹の中にいたときの脈動のリズムを思い出し、赤ちゃんが安心して眠りにつきやすくなります。
- おしゃぶりをくわえさせてみる
口におしゃぶりをくわえさせることによって鼻呼吸ができるようになり、それに伴い肺にたくさん空気を送り込むことができます。その深い呼吸により、安心して眠りやすくなります。
- 頭をなでる
お母さんの手が撫でてくれる、その温度と感覚に赤ちゃんは安心し、気持ちがリラックスします。それに伴い深い呼吸を得られるようになり、眠りへとつながります。
- 添い寝でおっぱいをあげながら眠りにつく
おっぱいを飲んでお腹がいっぱいになったという満足感と、大好きなお母さんとつながっていられるという安心感から眠りにつながりやすくなります。
- 歌を歌ってあげる(お話をしてあげる)
赤ちゃんにとってはお母さんの声は、体内でもずっと聞いていた安心感のある愛おしい音。声を聴くうちにだんだん安心して深い呼吸が出来るようになります。
- 赤ちゃんを抱っこしてゆらゆらと揺らす、小刻みに揺らす、くるくる回る
赤ちゃんが子宮の中にいたときと同じように、安心できる「ゆらぎ」を作ってあげることで、心地いい眠りにつながりやすくなります。
- あらかじめ赤ちゃんの布団を温めておく
せっかくのお母さんの体温を感じてうとうとし始めても、冷たい布団の温度にびっくりして目が覚めてしまうことがあります。そうならないよう、布団を温めてあげましょう。
- ぬくもりが感じられる抱き方をする
お母さんと密着している面積が大きいほど、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができます。お母さんの心臓に赤ちゃんの耳を当ててあげるようにすると、子宮の中にいたときと同じ鼓動を感じてさらに安心するといいます。
- おんぶ紐を活用し、家事をしながら寝かしつける
どうしても寝ないときには「寝かせなきゃ!」という意識ではなく、気負わず気軽に家事でもしながら寝かしつけをすると、時間の経過とともにお母さんの体温を感じ、安心した眠りにつきやすきなります。
- 赤ちゃんと一緒に眠ってしまうつもりで寝かしつける
「寝かせなきゃ!」という焦りは赤ちゃんに伝わって逆効果。部屋を真っ暗にして一緒に眠りに入ってあげることで、お母さんがいなくなってしまうという不安を感じず、眠りにつきやすくなります。「寝たフリ」も有効です。
ママにおすすめ! 赤ちゃんを良い睡眠へつなげる秘訣
お母さんが眠りを受け止める気持ちでいること。赤ちゃん自身がリラックスした状態で深い呼吸ができること。これが赤ちゃんをいい睡眠へとつなげる一番の秘訣です。以上、紹介した例のほかにも他にもいい例はたくさんあると思います。上記の例を上手にアレンジして、ご自身でも試してみてくださいね。