離乳食 中期のポイント(3ページ目)

離乳食を食べないときは？

子どもはいろいろなことに興味が移りがち

離乳食開始時はたくさん食べていた子が、突然食べなくなることもあります。「あの時はあんなに食べていたのに」なんて思って、ちょっと強引に口に入れてみたり……。そんなことはしないでくださいね！

赤ちゃんもいろいろなことに興味が行きます。食べることに興味があるということから、横に並んでいるスプーンに興味が移って、ご飯を食べなくなったり、他のことに興味が移ったり。それも成長の一つです。

「食欲が落ちたから、体調が悪いのかしら？」なんて思ったときは、子どもの顔色・うんちの状態を見てみましょう。いつもと変わらなかったら、心配はないですよ。子どもの様子を見ながら、お口に食事を運んでみましょう。

スプーンを持ちたがるときは？

また、スプーンなどを「自分で！」と持ちたがるようにもなってきます。物を持つ、自分でやりたい！というのも、成長の一つ。

最初から赤ちゃんが上手に食べられるはずがありません。たくさん散らかって、ママが嫌になったりもするかも!? しかし、赤ちゃん本人の「やりたい！」という気持ちも、十分に満たしてあげたいですね。そのためには、赤ちゃん用のスプーンを準備してみましょう。そして、赤ちゃん用の食器も準備してあげましょう。

赤ちゃんが自分でやっているつもりの時に、ママが上手に口に入れてあげましょうね。

そして、赤ちゃんが食べる椅子や、テーブルの下に、敷物（新聞やビニールシート）を敷いて、汚れても良い環境も作っておきましょう。床がフローリングだったら、すぐに拭けるので、そのままでも大丈夫かもしれませんね。とにかく、ママがイライラしないで、赤ちゃんのペースに付き合ってあげることが、とても大事です。