乳児育児/乳児育児関連情報

新生児を迎える室内環境(2ページ目)

新生児を迎えるお部屋、乳児・幼児がそして、もちろん大人もすごしやすい部屋はどんな風にしたらよいのか・・・考えていきましょう♪

執筆者:浅川 美映

室温と湿度・・・これは意外と重要ですよ。

赤ちゃんが生まれる準備のときに、室温計・湿度計を購入しませんでしたか?もちろん、もとからあるわぁ~という方はそれでいいのです。

先ほども少しだけ触れましたが、ダニの発生などにも影響してきます。そのため、ハイハイやつかまり立ちなどをする乳児。そして座って遊ぶ幼児や、もちろん大人にも影響してくることなので、一家に一台は室温・湿度計はあったほうがいいと思います。

これからの時期は地域によって多少の差はあるとは思いますが、空気が乾燥しやすい季節です。

ダニ・・・というのは高温多湿で力を発揮してきます。高温とは20度~30度。多湿とは60%~80%くらいの事を指します。このような条件がそろうと、フケ・ほこり等のえさを食べ、カーペットや布団・ヌイグルミの中で活発に動き出します。

だったら、乾燥させればいいじゃないの?って思いますよね。乾燥しすぎると確かにダニは死にます。しかし、一番身体に影響するのは死骸が空気中を舞って、それを吸い込むことなのです。だから、大量に一気に死んだあとは空気中にたくさんのダニが舞ってると思ったほうがいいです。そして、それを吸い込むことにより、アレルギー・アトピーの原因にもなりがちなので気をつけましょう。

それならば、どのような室温湿度で過ごしていけばいいの?

それは、まず布団を干したら叩くのではなく掃除機で吸いましょう。ほこりやダニの死骸をしっかりと取り除くことからはじめます。

そして、夏は湿度が高くなるので除湿機を利用して除湿をしましょう。

これからの★冬には、室温は20度を目安にして暖めすぎないこと!★湿度も加湿器などを利用して40%~50%を保つこと。そして、★自然換気をしっかりと一時間に一回はできるといいですね♪
加湿器がない場合、やかんにお湯を沸かす。もしくはちょっとしたアイデアで平らで倒れないところに、タオルを敷きその上に水をいれた哺乳瓶や口のあまり大きくないビンを逆さにしておきます。すると、タオルが程よく濡れてそれによって湿度を上げる事ができますよ。こぼれないように様子をみながらやってみてくださいね♪

あまり、神経質になることはないですが、室温湿度は大人でも快適に過ごす為の条件となります。家族全員が気持ちよく過ごせるように♪と思って、チャレンジしてみてくださいね!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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