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持ち歩きたくなる大人のエコバッグ選集(3ページ目)

マイバッグとかエコバッグとか、呼び方は色々ですが、要するに携帯できる上開きのセカンドバッグ。しかも大人の男性が使えるデザインのものも増えています。そんな大人のエコバッグを集めてみました。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

自分でデザインしてしまえる面白さ
無印良品「布製マチ付きマイバッグ L」350円(税込)

無印良品「布製マチ付きマイバッグ L」350円(税込)
柄はガイド納富が店頭のスタンプを捺して作ったものです

無印良品の「マイバッグ」は、基本的に無地の生成りのコットンバッグです。ただ、店頭にスタンプが用意されていて、購入後、好きにスタンプを捺してデザインすることが出来るようになっています。また、布に描くためのクレヨンが売っていて、それを使って好きな絵を描く事も可能です。

本を10冊ほど入れてみた。ゆったりとした生地が中のモノを柔らかく包む

スタンプは、「無印良品」や「MUJI」と書かれたモノの他、アルファベットや数字がいくつかのサイズで用意されています。スタンプの色は黒。それらを適当に捺すだけで、意外にカッコいいバッグが出来上がります。スタンプの種類や色を多数用意していないため、素人でも、それなりに形になるのですね。

畳むと、こんな感じ。それほど小さくはならないが、鞄に入れてじゃまになる大きさでもない

サイズや形もいくつかあるのですが、ガイド納富は、「マチ付き」のLサイズが好きです。適当に放り込めて、肩に担ぐとちょうどいい感じの大きさなのが気に入っています。ただ、スタンプに関しては、ちょっと失敗してしまいました。バッグの下部、結構ギリギリのところまでスタンプを捺したのですが、そのあたりは、モノを入れると、マチのような形になって、横からは見えないのですね。モノを入れた状態でカッコよくなるように、スタンプを捺す位置を考えるべきでした。

若冲の版画をプリントした
MIHOミュージアム「綿バッグ」500円(税込)

MIHOミュージアム「綿バッグ」500円(税込)

滋賀県の、その存在そのものがとても魅力的な美術館「MIHOミュージアム」のミュージアムショップで購入した、伊東若冲の版画集「玄圃瑶華」の中の「未草」という作品をプリントしたコットンバッグです。美術館の図録などを入れるのに丁度良い大きさで、ということはつまり、A4のファイルやバインダーを入れるのにも丁度良くて、書類が多い時などに活用しています。

小さく畳むことは出来ないので、厳密にはエコバッグではないのですが、男性も普通に使えるコットンバッグとして重宝しています。前に、上野で行われていた「大兵馬俑展」では、図録が最初からオリジナルのコットンバッグに入れられて販売されていました。このバッグも中々便利だったのですが、兵馬俑より若冲が好きということで、今は、こちらをメインに使っています。500円という価格も嬉しくて、お土産にいくつか買って配ったりもしました。元の版画の、クッキリとした白と黒のコントラストが、上手く再現されているのも、このバッグの魅力の一つでしょう。

紙袋はエコバッグの原点
SIWA「バッグ スクエア」3,990円(税込)

SIWA「バッグ スクエア」3,990円(税込)

このガイド記事でも何度か紹介しているSIWAのバッグです。エコバッグほど小さく畳むことは出来ませんが、320×320×115mmという大きさで、重さは78g。この軽さと容量の大きさ、そして、紙ならではの風合いの良さとデザインの良さは、エコバッグ的に使いたくなるのに十分なスペックです。

紙なので、こんな風に巻けば折り畳み傘程度のスペースで収納できる

エコバッグの、あの、袋として形がハッキリしない形状が好きになれない方には、このSIWAのバッグがお勧めです。それこそ、普通にフォーマルに似合ってしまうくらい、その紙とそこに付けられた皴が作る質感は、大人っぽく、美しいものです。折畳み傘を入れるスペースがあれば、そこに収納出来るので、携帯用セカンドバッグとしての利用も可能。エコバッグ同様、一つ持っていると何かと使えるカバンなのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

今回、実際に本を入れて撮影したのですが、この写真の本が、その時に入れたもの。どのバッグも、この程度は十分余裕を残して収納できるわけです

元々、携帯グッズというか、コンパクトに折り畳めて、いざという時には大きくなって活躍する、といったグッズは魅力的だと思うのです。エコバッグも、その機能自体にはずっと興味を持っていたのですが、ここに来て、ようやく、持って嬉しいグッズの一つになったのではないでしょうか。今回取り上げた、サンクスのマイバッグなんて、もはやコレクション対象ですし(え、違いますか?)。

多分、このジャンルは、これから男性向きの製品が色々出てくると思います。ライブとかに行くと、ミュージシャンのロゴ入りエコバッグは普通に売ってますし、美術展でもよく見かけるようになりました。オリジナルのエコバッグを作るサービスもあります。現状は、そんな風にデザインのバリエーションが中心になっていますが、「yoko-pleats」のような素材や機能を重視した製品も増えてくると思われます。

今回、サンクスで文具メーカーコラボのエコバッグを買いながら、そんなエコバッグの未来を考えて、少しワクワクしてしまいました。


<関連リンク>

サークルK、サンクス、アピタ、ピアゴの企業コラボ「オリジナルマイバッグ」告知ページ
アピタ「eショップ」でも企業コラボのマイバッグが購入出来ます

kna+「yoko-pleats」の購入はアシストオンで
(開発者インタビューなども掲載されています)

スーパープランニングの「アンディ・ウォーホール GLASS」の購入はアシストオンで
(在庫限りですが、通常価格2980円が980円で買えます)

無印良品「マイバッグ」についての解説記事
無印良品の「布製マチ付きマイバッグ L」はこちらから購入出来ます

MIHOミュージアムの公式サイト

SIWA「バッグ スクエア」のガイド記事はこちら


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