若々しい人と老けた人の差は?
生活習慣は数十年後の「若々しい人」と「老けた人」の差に大きく影響する
生まれてきたときはみんな赤ちゃんなのに、どうして数十年経つと「いつまでも若々しい人」と「老け込んだ人」の差が出てしまうのでしょうか? 老化は生まれながらに備わった寿命(長寿)遺伝子と関係するという学説もありますが、それ以上に食事や運動、睡眠などの生活習慣が大きく影響していると、さまざまな取材やインタビューを通じてガイドは痛感しています。
実際に医学論文でもタバコを吸う人は吸わない人よりも寿命が短いことや、肥満度が高いほど動脈硬化などのリスクが高まることが報告されています。つまり生活習慣で老化の進行度は大きく変化するということ。そこでガイドが日頃から注意して実践しているアンチエイジングに効果的な生活習慣について一日の流れに沿ってご紹介します。
早起きをして朝からテキパキ動く
早起きで一日を気持ちよくスタートさせよう
「早起きは三文の徳(得)」と言いますが、早起きして気持ちよく目覚めると、いい一日のスタートを切ることができ、仕事の効率もアップします。私は30歳を過ぎたころから朝5時には目を覚まして軽くストレッチ代わりのヨガで体を起こし、フルーツジュースを飲んでから原稿を書いたり資料を整理したり、前日の取材のテープ起こしをして頭と体を目覚めさせます。ひと仕事した後の朝ごはんは、起きてすぐ慌てて食べるよりもおいしくいただけます。
気持ちよく目覚めるポイント
朝の光を浴びて目を覚まし軽いストレッチで体を目覚めさせよう
気持ちよく目覚めるためには明るい日差しや明るいライトを浴びて文字通り「目を覚ます」ことが重要です。いつまでも暗い部屋にいると、脳も体もスイッチが入らず起きてくれませんから、一瞬でもいいのでカーテンを開けて光を感じたり、電気をつけて部屋を明るくしましょう。
また目覚めたら寝床の中やベッドの上で軽くストレッチなどをして体を動かすのもいいでしょう。背伸びをしたり、手足をブラブラしたり、両手で足先から心臓に向かってさするだけでも十分です。
起き上がったら水やお湯、お茶などを飲みましょう。寝ている間は汗をかき、のどが渇きやすいので、まず目覚めにコップ一杯程度の水を飲んで内臓など体の中も目覚めさせましょう。
朝の一仕事で効率アップ
朝のひと仕事でアイデアが浮かぶことも!
前日の仕事を翌朝ゆっくり落ち着いて考えたり、企画書や資料を読み返したりすると新しいアイデアや発想が浮かぶこともあります。これは前日の記憶が睡眠中に整理整頓されるため。て、昨日と違った視点から物事を考えられるようになり、新しいアイデアが生まれます。
もしそこまで頭がスッキリしないという人は、今日一日のスケジュールを確認して、うまくこなせるようなイメージを思い浮かべておくだけでもいいでしょう。不安感や焦燥感なども少なくなります。