ポケットチーフの折り方!礼服以外のスーツのおしゃれアイテムに
ポケットチーフと言えば、タキシードなどフォーマルな装いの時だけ身につけるアクセサリーだと思っている人が多いかと思います。もともとクラシックなアイテムですが、近年のメンズ・ファッションのトレンドでは新しい男のファッションアイテムとして、ポケットチーフがだんだんと注目を浴びてきています。
スーツやジャケットの胸元に挿すポケットチーフは、華やかで、洗練されたイメージをつくることができる、まさに、みだしなみのコーディネート技。ぜひ、試してみて下さい。
<目次>
ポケットチーフとはスーツの胸ポケットに入れるハンカチ:ポイントは?
ポケットチーフとは、スーツの上着やジャケットの胸ポケットに入れるハンカチのことです。現在は、百貨店や紳士服専門店でポケットチーフ用のハンカチが売られています。サイズも普通のハンカチサイズから少し大きめなものまで様々で、色柄、素材もいろいろあります。ポケットチーフ用のハンカチを使用する必要はなく、普通のハンカチを使っても大丈夫です。ポケットチーフを使うときに気をつけたいポイントは、Vゾーンを演出するシャツやネクタイの色とのコーディネート、そして、ボリュームのバランス感です。
まず、ポケットチーフの色ですが、結婚式やパーティなどのフォーマルなシーンでタキシードなどの正礼服を着るときは、ポケットチーフは必ず白の無地を使用します。色や柄のポケットチーフは、その場にはふさわしくありません。しかし、普段の装いのアクセントとしてポケットチーフを挿す場合、その色柄はスーツやジャケット、シャツやネクタイの色に合わせてコーディネートします。
ポケットチーフを使ったおすすめスタイルは?色は何色を選べばいい?
よくネクタイとポケットチーフは共色(同じ色)でなければならないのか?という質問を受けます。昔は、ネクタイとポケットチーフの色を合わせることが多かったのですが、ポケットチーフをファッションアイテムとして使う昨今、ネクタイのポケットチーフの色は、まったく同じにする必要はありません。ただ、コーディネートに統一感をもたせるためには、同系色のものを使用するのが無難なので、カラーのコンビネーションに自信のない人は同系色にするのがよいでしょう。
また、ネクタイをしない、シャツとジャケットのコーディネートのときこそ、ポケットチーフが活躍します。ネクタイをしないときは、いくら上着を着ていても、アクセントがないややカジュアルなイメージとなるのですが、ポケットチーフを挿すことで、グッとコーディネートが引き締まり、華やかさな印象を与えることができるのです。
ポケットチーフの折り方をおすすめシーンといっしょに紹介
ポケットチーフは使ってみたいが、その折り方、挿し方が分からない人は多いのではないでしょうか?ポケットチーフの折り方にはいろいろありますが、その代表的なものをご紹介しましょう。セミフォーマル・ビジネスシーンには「スクエア」(TVフォールド)
正礼服を着ないまでも、ちょっとしたセミ・フォーマルな会合やビジネスのシーンには、このスクエアのポケットチーフを胸ポケットからのぞかせるのがベスト。折り方もベーシックで簡単です。
胸ポケットを華やかに演出したい人におすすめ「パフド」
他にもおすすめのポケットチーフの折り方があるので、ご紹介します。華やかなやわらかいイメージをつくりたいときは、パフドがオススメです。山の部分にふわっとしたボリューム感を持たせることで、見栄えも綺麗に、上品さを引き立たせます。
高級レストランや結婚式でシャープな印象にしたいなら「ツインピーク」
山を二つつくる、セミ・フォーマルな装いのときに使いたいポケットチーフの折り方です。シャープな伊達男風を気取るなら、このツインピークを。タキシードなどの正礼服を着るときは、この山を三つにしてスリーピークにします。
以上今回は、ポケットチーフの折り方と挿し方について解説しました。ネクタイを締めない装いでも、ジャケットとシャツに組み合わせにポケットチーフでも、ポケットチーフで彩りを添えてみてはどうでしょうか。
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