これからは洗車もエコで！(2ページ目)

水だけでもしっかりと汚れを落とすことができる！

ガレージグローブと合わせて、マイクロスターやフレキシファイバーなどのアイテムを使用することで、より効率的に洗車ができる

早速、ENJOのガレージグローブを使って洗車をしてみました。まずは従来同様、ボディ全体に十分に水を掛けて、表面の砂やほこりなどをざっと洗い流します。そして、バケツなどに貯めた水をたっぷりと含ませたガレージグローブで、ボディを洗ってゆきます。

表面、裏面と裏返しつつ洗い、グローブ表面が汚れてきたら、水で軽く汚れをすすぐようにして繰り返し作業します。水分を含んだグローブで軽くボディ表面を拭いてゆくだけでも、表面の汚れは落ちるので、特に力を入れてゴシゴシ擦る必要はありません。モールの周辺やパネルの合わせ目など、細かい部分はグローブのエッジの部分を使うとうまく汚れが落とせるようです。

基本的には、これひとつでボディからウィンドウ表面、ホイールまでクルマの外装をすべて洗うことができますが、ホイールやボディの下まわりは特に汚れが激しいので、まずはボディ上まわりから下に向かって洗浄し、最後に下まわりを洗うといいでしょう。

ENJO アウトドア・フレキシファイバー 価格／7875円（セット） 問／日本ENJO

メッシュなど入り組んだデザインのホイールやグリルまわりなど、より細かい部分を洗うには、「アウトドア・フレキシファイバー」が便利です。これは別売りのツール「フレキシ」と組み合わせて使うことで、自在に折り曲げて細かい部分まで確実に洗うことができるものです。


ひと通り洗い終わった後には、浮き上がった汚れを流すため、ざっと水で流した方がいいでしょう。ただし、洗剤のように泡が残っているわけではありませんし、大方の汚れは洗っている最中にグローブに取り込まれていきますから、軽く流す程度で問題なさそうです。その分、余計な水を使う必要もなくなりますし、洗剤が残る心配は一切ありません。

ENJO マイクロスター（アウトドア） 価格／3990円 問／日本ENJO

洗い終わった後、水分を拭き取る際に有効なのが、同社の「マイクロスター」です。マイクロスターは、一般的なマイクロファイバーのクロスと比べて、吸水性という点ではそれほど大きく変わらない印象ですが、拭き上げた後の水の切れが良く、拭き取った後の水滴が非常に細かくなるため、乾きが早い上に、乾いた後に水の跡が残りにくいという特徴があります。そのため、ボディの仕上げはもちろん、ウィンドウを拭くのにもとても重宝しました。

マイクロスターは一般的なマイクロファイバーのクロスとは異なり、ニット状の素材感となる

こうして実際にガレージグローブを使ってみた感想としては、もともとの塗装面の状態もありますから、洗剤＋スポンジよりも明らかにきれいになった、とまでは断言できませんが、それと同等以上に仕上がったのは間違いありません。また、洗剤を洗い流す“すすぎ”がいらない分、洗車に掛かる時間も短縮できたと思います。

何より洗剤の泡を流さなくて済むことから、環境への負担を最小限に抑えられるのはもちろん、今までは洗剤のことを考えると、自宅前や月極めの駐車スペースでは洗車できなかったという場合でも、ガレージグローブと水さえあれば洗車ができるようになるというのが都市部のドライバーには大きなメリットだと思います。まぁ、値段のことを考えると、最初はちょっと躊躇われてしまうかもしれませんが、まずはガレージグローブさえあれば基本的な洗車は可能ですから、そのあたりから試してみてはいかがでしょうか？


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