VW(フォルクスワーゲン)/トゥーラン/シャラン

鮮烈なTSIトゥーランの走り(2ページ目)

ゴルフ・トゥーランがTSIエンジンを搭載し、フロントマスクをキリッと化粧直し。スーパーチャージャーとターボのダブル過給器で、クルマのキャラクターを一変させた。ゴルフTSIに続いてのブレーク、期待大だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

170ps版はスポーツミニバンだ

トゥーラン・シート
テールランプも一新。丸型のツインランプを強調し、高輝度化されたが、後ろ姿の印象はそれほど変わらない
注目の走りは、一言で激変。従来の2000ccの「GLi」はともかく、1600ccの「E」は非力だった。最初に試乗した170ps/24.5kg-mの「ハイライン」は、スポーツミニバンと呼べる力強さで、足はダンピングの効いたしっかりした味付けだ。ステアリング操作に対するクルマの動きは、落ち着きの中にも機敏さがあり、バランスが取れている。

注目のDSGはマニュアル操作時や飛ばそうとするときは、気持ちいいものの、低速時では若干ギクシャクするシーンも散見された。2ペダルMTとしては素晴らしい完成度だが、ミニバンというキャラクターを考えるとATのほうが向いていると思う。だが、TSIはDSGと組み合わせることで、省燃費化を図る狙いもある。

十分走る140ps版

トゥーラン・シート
1、2列目のシートは大きく、クッションも厚めでしっかり着座させるタイプ。3列目もボディサイズを考えると、日本製のミニバンよりもしっかりしている
170ps版の後に140ps版を乗ることになったのだが、試乗前は少々心配であった。しかも場所は天下の険、箱根だ。しかし、走り出して100mもしないうちに杞憂どころか、140ps版のほうが乗りやすく感じた。トルクが実用域全域でふんだんに感じられるし、DSGのシフトプログラムもゴルフ・トゥーランというミニバンにマッチしている。低速からギクシャクすることなく走れる。170psとの違いは全開加速時に感じられる程度だ。実用上、140ps版でなんら不足はない。パワー/トルクのスペック面ほど実際に違いは見出せなかった。

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