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妊娠中だからこそ…健康ブームの付き合い方(2ページ目)

誰しも健康でありたいと願うもの。日本では「体に良い」と取り上げられたものは大ヒットとなります。しかし、これらのブームはいつまでも続きません。どのように健康ブームと付き合っていくのか考えましょう。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

日本はブームに弱い?

このような食品ブームですが、諸外国ではあまりないようです。欧州の人たちは、絶対にブームにのらないことで有名です。全国のスーパーが開店と当時に特定食品が完売!なんて光景は少ないようです。日本独特の文化なのでしょうか? このような食品ブームの陰から見いだせることは、日本人は真面目である、しかし、健康が他力本願になりがちと言えそうですね。

最近の食品ブームはわりと短期間で終了するようですが、中にはその品目を毎日取り続けるなど真面目に取り組まれている方もいらっしゃいます。そんな方は、良かれと続けておられるのですよね。毎日摂り続けるということはなかなか根気がいるものです。

一方では、食品ブームは健康を安易に手に入れようとしているとも言い換えられます。なぜならば、健康ブームになる食品は調理があまり必要でなくただ食べるだけで健康になれると薦められがちだからです。

健康食品ブームに巻き込まれないで

健康ブームと上手に付き合いましょう。まずブームが報じられたら、自分自身にとってそんなに必要なもの?と一度問いかけてください。日々の食生活の積み重ねが健康になるためのステップです。ブームになったものを摂取すれば、他がどんな食生活をしていてもよい、というものではありません。

食生活の他に見直されることはないでしょうか? 規則正しい生活や適切な睡眠時間、適度な運動。どれも大切です。特に栄養は運動することによって体へと吸収されていきます。食べるだけよりも、さらに運動を加えることでより体へと吸収されます。

そして、最後にその食品の過剰摂取に気をつけましょう。どんな食品でも、同じものだけを摂り過ぎると栄養が偏ってしまいます。ある例では、トマトジュースが良いと毎日摂り続けて、カリウムが過多になってしまう人もいました。同じものばかりとり過ぎると赤ちゃんがアレルギーを持つ可能性も高くなるようです。

健康ブームも楽しいですが、自分らしい健康法を築き、高齢出産が元気にできるようにセルフケアしていきましょう!


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