文章:立石 絹子(All About「妊娠・出産準備」旧ガイド)
妊娠5ヵ月になると、安定期に入り、「妊娠している」ということを実感する頃ですよね。この頃、安産祈願のお参りをしに行き、腹帯をつけ始めます。
腹帯をつける風習は日本独特のもので、近くの韓国・中国にも、もちろん西欧諸国にもないそうです。なぜ、戌の日にお参りをして、腹帯をつけるという風習ができたのでしょうか?
神宮(神功)皇后がルーツ?
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| 腹帯の由来はどこから? |
神話の類に入るほとんど伝説なのですが、腹帯について調べてみると、神宮(神功)皇后という人の名前がよく出てきます。このお后について少し調べてみました。
1800年くらい前に、神宮(神功)皇后(息長帯日売命(オキナガタラヒメノミコト))という、14代天皇のお后がいまして、『古事記』には、三韓(今の朝鮮辺り)を討伐に行った時のこと、お腹に15代天皇の応神天皇を身ごもっていたので、石を帯の中に巻きつけたということが書かれています。
戦争に行っていたのにも関わらず、帰ってきて安産をしたため、安産の神様になったようです。
ちなみに、応神天皇を取り上げた女官がこの帯をもらって、婚儀の時に頭に巻きつけたそうで、それが「角隠し」のルーツだと言われているそうです。
そして、神宮皇后の安産のイメージが、そのまま腹帯=安産のイメージに変わっていったのではないかと言われています。
「息長帯日売命」という名前が、長帯という辺り、腹帯をイメージさせるのですが、関係ないのでしょうか?