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高校進学後にかかるお金(2ページ目)

授業料や入学金など、高校に進学して必要になるお金はほかにたくさんあります。制服代や通学費、部活動など、高校生活で必要なお金について、私立と公立を徹底比較して紹介します。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

最初の1年間にかかるお金

私立高校の授業料の平均は26,971円であるのに対して、公立高校は約1万円

私立高校の授業料の平均は26,971円であるのに対して、公立高校は約1万円

最後に、公立・私立・国立の高校で最初の1年間にかかるお金を比較してみました。

東京都立高校(全日制)と国立筑波大学付属駒場高校では、入学料こそ筑波大学付属高校の方が高いものの、授業料はそれぞれ122,400円と115,200円でほとんど変わりません。しかも、月額約1万円となっています。

一方私立高校では、授業料は月額38,500円と53,600円(私立全体の平均は26,971円)と高額な上に、施設拡充資金や学園振興費などの費用がかかります。

■公立高校(東京都立高校全日制)
・入学料……5,650円
・授業料……122,400円
※修学旅行等積立金、生徒会費、PTA会費はここには含まれない

■私立高校(開成高校)
・入学金……300,000円
・施設拡充資金……120,000円(2年目以降は60,000円)
・授業料……462,000円(月額38,500円×12)
・その他……136,200円
※その他には、施設維持費、実験実習料、父母と先生の会会費、生徒会会費が含まれる

■私立高校(洛南高校)
・入学金……90,000円
・学費……643,200円(月額53,600円×12)
・学園振興費……70,000円
・本校制定学用品代……81,300円(男子)、88,900円(女子)
※本校制定学用品代には、冬夏制服・鞄・冬夏トレーニングウェア・運動帽・上履き等が含まれる。年間諸経費は別

■国立高校(筑波大学付属駒場高校)
・入学料……56,400円
・授業料……115,200円
※諸経費等はここには含まれない

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