年金/年金受給額を計算しよう!

年金、一体いくらもらえる?平均受給額

少子高齢化とともに論じられる年金問題。何かと不安がぬぐえないものですが、そもそも年金はいくらもらえるのでしょうか? 将来の受給額はわかりませんが、現時点で年金を受給している人たちの平均像をご紹介します。

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国民年金の月額支給額、最多層は6万円台

下の図は、国民年金受給者の受給金額(月額)を男女別にまとめたものです。全体では、月額6万円台を受給している層が一番多く、平均は5万4000円となっています。全体の半分以上が5万円以上の支給となっています。

■国民年金受給者の男女別の平均受給月額

(平成23年度末時点、単位:円)
平均金額は男子の5万9000円なのに対して、女子は5万1000円。女子は3万円台からばらついているのが目立つ(出典:厚生労働省年金局「平成23年度undefined厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

平均金額は男子の5万9000円なのに対して、女子は5万1000円。女子は3万円台からばらついているのが目立つ(出典:厚生労働省年金局「平成23年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

ところが、女子だけを見ると様子が変わってきます。女子の最多層は月額6万円台で27%となっていますが、5万円台も21%あり、3万円台から7万円台まで散らばっているのがわかります。月額3万円台はもちろん、6万円台でも生活費としては厳しいところです。

国民年金は、単純に年金を納めた期間(もしくは、免除などの期間)に比例して年金受給額が決まるものです。女性の場合は、年金の加入期間が少ない人が多いということですね。専業主婦が任意加入だった時代に加入していたかどうかで年金額の差が出ているのでしょう。

厚生年金の月額支給額は男子が約17万円、女子が約10万円

次に厚生年金について見てみましょう。厚生年金は、国民年金の基礎年金に加えて厚生年金部分が支給されています。厚生年金の受給額は、平均で14万9000円となっており、国民年金の約3倍になっています(もちろん支払った保険料も多いわけですが……)。

月額15万円弱だと、生活の基本的な部分はある程度まかなえる、といったところでしょうか。

■厚生年金受給者の男女別の平均受給月額
(平成23年度末時点、単位:円)
平均年金額は月額14万9000円と、国民年金の受給額よりはるかに高い。男子は約17万円、女子は約10万円と、男女間での受給額の差が大きくなっている (出典:厚生労働省年金局「平成23年度undefined厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

平均年金額は月額14万9000円と、国民年金の受給額よりはるかに高い。男子は約17万円、女子は約10万円と、男女間での受給額の差が大きくなっている (出典:厚生労働省年金局「平成23年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

厚生年金で特筆するべきは、受給額の男女差。男子の平均が約17万円なのに対して、女子の平均は約10万円。約1.6倍の開きがあります。また、女子の45%が月額5万~10万円に集中していますが、この層は国民年金の受給とあまり変わりませんね。厚生年金部分の加算が少ないためでしょう。

今回は、現時点で年金を受給している人の平均像をご紹介しました。 この支給額を見ても、老後の生活は年金だけに頼れないということがわかったでしょう。将来的には、さらに年金の受給額が減っていくことが予想できます。老後のための資金計画を真剣に考えないといけないようです。

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更新日:2013年10月11日

(公開日:2007年06月14日)

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