住宅ローンの借入/住宅ローンの基礎を学ぼう

これを読めば全てわかる!住宅ローン基礎の基礎(2) 賢い住宅ローンの組み方

初めて物件購入をする人は必ず読むべし!あなたの住宅ローンに対する「不安」を取り除く、正しい資金計画とは。今までにない簡単な5つのステップで実践してみよう!

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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博士イメージ
あなたの不安は当たり前!一緒に解決しよう!
多くの人がマイホーム購入は「初めて」のこと。それも何千万円という今までに経験したことのない金額であり、さらにそのほとんどを借金するという、これも経験のないことをしようとするわけです。

ですから、漠然とした不安を抱えるのは当然のこと。逆に言えば、みんなもやってるからというような理由で、お買い物ローンのような感覚でいる方が「マヒしている」とも言えます。

あなたの人生は、あなた以外に真剣に考えてくれる人はいません。不動産会社の「買えますよ」というトークを鵜呑みにするのではなく、まずは自分で資金計画を考えてみましょう。それが賢い住宅ローンを組むことにもつながります。

本来であれば、今後の20年、30年の家計の収支を予想した上での資金計画が理想的。できれば、ファイナンシャルプランナーなど詳しい人の力を借りて計画してほしいところですが、何も考えないよりは、簡単にでも目安を付けるべき。自分でも考えられる簡易的な一つの方法は、現在の家賃などからイメージしていく方法です。


マイホーム購入は5ステップの「資金計画」からスタート!

よく不動産会社の広告で「頭金ゼロ!ボーナス時ゼロ!毎月78,000円~」というようなチラシ文句を見かけますが、チラシを見ると小さな文字で「当社提携OO銀行変動金利型0.975%を利用の場合…」などと書いてあります。これは買う側に立った「資金計画」を考慮に入れたものではないので、注意が必要です!

家賃の延長線から考えていく資金計画は次のような5つのステップで描くことができます。

STEP1 現在の支払・貯蓄状況を確認する
STEP2 住居関係の支払い年間予算を算出する
STEP3 住宅ローンの返済予算を算出する
STEP4 借入金額を計算する
STEP5 物件購入予算を立てる


ポイントは「月間」ではなく「年間」を基準とすることです。そして、ここでは毎月の食費・生活費・水道代・光熱費までは把握していなくても何とかなるという点です。当然ながら、家計を把握してから資金計画を行ってほしいのですが、把握さえできてない人が多いのも現実。それでも目安として自分で考えられる方法ととらえてください。

では次のページから、STEPをおって計算してみましょう。
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