「繰り上げ返済」とは
住宅ローンのメンテナンスの代表格である「繰り上げ返済」。繰り上げ返済はとても有効ですが、一方で使い方を間違うと落とし穴にもなりかねません。上手に利用することが大切です。
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| 元金と利息はこのように計算します。 |
住宅ローンの借り入れをするとき、借り入れる金額、借入期間、支払う金利で、毎月いくら返していけばよいのか(毎月返済額)が決まります。例えば、3,000万円を30年間3%の金利で借り入れるとしましょう。その場合、毎月126,481円を、30年なので360回返していけば、3000万円を返し終わることになります。
毎月返済額126,481円を単純に360回で掛け算したところ、約4,553万円となるので4,553万円-3,000万円=1,553万円が30年間の3%利息支払分となります。
この毎月返済額126,481円は、3000万円に対する「元金返済分」と先ほどの1,553万円に対する「利息支払分」の2つで構成されています。(既に住宅ローン返済中の方は「返済予定表」を見れば、この内訳が記載されています。)
【例】(元利均等返済;ボーナス時加算額なしの場合)
借入金額:3,000万円
借入期間:30年
借入金利:3%
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| 【表1】借入金額3000万、借入期間30年、金利3%(元利均等返済、ボーナス時加算額なし)の場合の返済額一覧(返済回数以外の単位は全て円) |
このように、毎月返済していく126,481円は元金返済分と利息返済分で構成され、元金返済分の金額により、借入金額(ローン残高)が減る仕組みになっています。
「繰り上げ返済」とは、決められた毎月返済額(ボーナス時加算額があればボーナス時でもよい)とは別に返済を行うことで、ローン残高を予定より早く減らしていくことです。例えば、上の「3回目の返済」に126,481円以外に1,000,000円返済します。その場合には3回目の返済が以下のようになり、「元金返済分」と「借入金額(ローン残高)」の金額が変わります。
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| 【表2】表1の条件で、3回目返済の際に100万円繰上返済した場合(返済回数以外の単位は全て円) |
「繰り上げ返済」とは、このようにローンの元金返済分を前倒して(繰り上げて)返済していくことを言います。前倒しして元金を減らしたことにより、その分利息が減ります。これが繰り上げ返済の効果です。
次のページで、2種類の繰り上げ返済をチェック!