借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

貯金が先か、借金返済が先か(2ページ目)

借金があるけれど、貯金もしたい。どちらを優先するべきか。よくこういう相談を受けます。借金があっても貯金はできます。ですが家計状況をよく把握して、優先度をつけて取組むべきです。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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マイナス家計をどうプラス家計にする?

貯金が先か、借金返済が先か
マイナス家計をプラスに変えることもできる。まずはどうすると貯められる家計に変わるかを検討しよう。
マイナス家計であると気が付いたら、早めに改善しなくてはマイナスの幅がどんどん大きくなります。家計からはみ出した返済金額をどうすると借りないで返していけるか。その策を考えなくてはいけないですね。
節約などでも解決が難しいようなら、借金の専門家に相談してみることをお勧めします。もしかすると、借金整理をしたほうがよい家計なのかもしれません。このくらいたいしたことない、そのうち返せる、と思っているかもしれませんが、実際になんとかなる家計はそう多くありません。そんな風に思えているうちに手を打っておくほうが、軽症ですむのです。

借金整理なんて怖い感じがするけれど

借金整理と聞くと、暗くて悲しい、惨めな状態を思い浮かべることも多いかもしれません。それはイメージの問題であって、けして暗くも惨めでもありません。いま、コマーシャルなどで盛んに言っている「過払い金」も借金整理の一種です。
私の相談者には実際に借金を整理した人がたくさんいますが、返済のためにお金をまた借りなくちゃというマイナス家計であった頃よりも、みなさん生き生きしています。特に制限もなく、今までどおりの生活。何にも怖いことはなく、貯金にも取組めています。

状況に応じながら貯めていこう

借金が過剰にある家計では、まず借金をうまく返していくことを優先してください。
借金を返すために借金整理が必要な家計では、もう借りるということは難しいので貯めながら返済を続けていけるよう、家計を調整しましょう。自己破産などになる家計なら、今まで返済に充てていた金額を貯金してみるということもいいかもしれません。
そして、今のまま節約すると返済も貯金もできそうな家計は、時々息抜きをしながら、節約を心がけて頑張ってみてください。短いサイクルで目標を作るとうまくいきやすいかもしれません。


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