借金の返済・債務整理/こんな時どうする?お金を返す実例解説

借金の勉強は必須~借り手の死因の真実は?

借金で苦しんでいる人は増えています。借金は、生活を有意義にするツールです。間違えると、恐ろしいものに変わります。消費者金融の借り手の死因は、4人に1人が「自殺」という報告もあるのです。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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苦しんでいる人は増えている…

借金の勉強は必須~借り手の死因の真実は?
借金苦の相談は増えている。生活を有意義にするツールも、使い方を間違えると怖い。?
今年も相当数の相談を受けました。その多くが、個人の方々からの借金やローンを抱えた家計相談でした。
生活を変えたいと思ってはいても、金利で苦しみ、自転車操業で何とか凌いできてしまった人や、収入不足などによる切実な生活苦になっている人も多かった印象があります。また、今までをかえりみて、今後に向かい前向きに行動される方も多かったようにも感じます。
もちろん、そんなお金(借金)の使い方をしているから、当然そうなってしまうという人もいましたが、やはりまじめな方が圧倒的でした。

とにもかくにも、借金を抱えた人からの家計相談は年々増えてきてしまっています。収入はそのまま、もしくは減るといった中で、今後の定率減税の廃止や税率変更なども踏まえると、これからも家計が破たんする確率は高まるものだと思います。

借金は生活を有意義にするツールなのが本来

このままで良いわけがありません。変わっていかないといけないのです。やっぱり、単に便利だから、欲しいものがあるから…でクレジットカードの利用や、お金が必要だからキャッシングではダメなのです。それでは、破たんするような時代になっているのです。

もちろん、「借金=悪」だと言いたいのではありません。利用するなら、それなりに“借金の勉強”をし、上手に使って生活を有意義にするツールであるべきなのが本来だと思うのです。

借金やローンについて、あれもこれもダメだと禁止発言をしていると、「こいつは専門家的立場で、違う次元の考え方を持った気持ちの分からないウルサイ人だ」と思われるかもしれません。良いんですそれで(笑)。皆さんお察しのように、お金とか借金には、怖い部分も秘めているものです。時にはそれで追い込まれてしまい、“生きる”とか“命”という、お金とは比べられるものではないものと引き換えに、という最悪の事態さえありえるものなのです。


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