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東京都の子ども医療費助成を比較!2007(2ページ目)

子育て中の人に朗報です!各自治体が実施している子供の医療費助成が内容を拡大しております。そこで今回は東京の23区を調査してみました。制度内容を理解し上手く活用する事で、子供の医療保険も節約ができます。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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子供の医療費助成制度の現状(東京23区)

どの区が子育て支援に積極的なのかな?
どの区が子育て支援に積極的なのかな?
東京都の制度では医療費助成は小学校就学前までとなっておりますが、東京23区の各区では子育て支援の為に積極的に助成対象を広げております。各区で内容に違いが出る部分は主に4つです。

  1. 何年生まで助成するのか
  2. 助成対象は入院のみか通院なども含むか
  3. 入院時の食事標準負担額(食事代)は助成するのか
  4. 所得制限はあるのか
これらの違いをもとにグループ分けしてみました。

■Aグループ(フル装備!)
北区、新宿区、世田谷区、台東区、中央区、港区の6区

23区の中では最も手厚い助成内容になっています。中学校3年生修了前まで保険診療(通院等も含む)の自己負担分および入院時の食事標準負担額(食事代)を助成してくれます。所得制限もありません。
※新宿区は2007年10月からの予定
※中央区は2007年6月からの予定

■Bグループ(食事は自己負担)
荒川区、杉並区、文京区の3区

Aグループと同様に中学3年生終了前まで保険診療(通院等も含む)の自己負担分を助成してくれて、所得制限もありません。ただ、入院時の食事標準負担額(食事代)は助成されません。
※荒川区・杉並区は2007年4月からの予定
※文京区は2007年10月からの予定

■Cグループ(助成は小学6年生まで)
品川区

保険診療(通院等も含む)の自己負担分および入院時の食事標準負担額(食事代)を助成してくれて、所得制限もありませんが、対象が小学校6年生までである事がAグループと違います。

■Dグループ(入院のみ助成)
江戸川区、大田区、渋谷区の3区

中学校3年生修了前まで保険診療の自己負担分および入院時の食事標準負担額(食事代)を助成してくれます。所得制限もありません。ただ、Aグループと違って、保険診療の自己負担分を助成してくれるのは入院のみとなっています。
※大田区は小学校3年生までは通院等の保険診療自己負担分も助成対象になります。

その他の区は次のページで!

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