なかなか使えるぞ!個人賠償責任保険

私たちの身近で起こる損害賠償事故。何かあったらさぁ大変!どうやって示談を進めるのか?大混乱です。こうしたときに対応する個人賠償責任保険について考えてみましょう。

掲載日:2005年10月12日

損害保険(その他)についても知ろう

注意事項

個人賠償責任保険(特約)がどんなときに役に立つのか、対象となる人を確認しておきましょう。
 
私たちが日常生活の中で他人(いわゆる第三者)に対してケガをさせたり、人のモノを壊してしまったりして法律上の損害賠償義務を負うことがあります。例えば

  • マンションで洗濯機の排水ホースが外れて階下に水漏れをした。
  • 飼い犬が散歩中に通りがかった人に噛みついてケガをさせた。
  • 買い物に行った際誤って商品を落として壊してしまった。
  • 子供がおもちゃのバットを振り回していて誤って友達をケガさせた。
  • 自転車で駅に向かう途中、人にぶつかってケガをさせた、止まっていたクルマにこすってボディにキズつけた。
  • スキーをしていて人にケガをさせた。
  • 立食パーティでトレーにのっていた食事を落として人のドレスを汚してしまった。
  • 子供がキャッチボールをしていて人の家の窓ガラスを割ってしまった。
などなど挙げていけばきりがありませんが、こうして見るとどれも身近にありそうなトラブルではないでしょうか。日本ではなんでもかんでも訴えってやる!ということは少ないかもしれませんが、こうしたことがあった場合に慰謝料よこせ!と普通に言う人が増えたように感じます。

テレビなどでも法律関係の番組もよく放送されていますし、こうしたことに関する知識が一般の人でも高まったり関心を持たれているのかもしれません。

私たち個人がこうした事故やトラブルの際に対応する保険が「個人賠償責任保険」です。今日はこの保険の中身を見ていきましょう。

個人賠償責任保険の加入方法と保険料

個人賠償責任保険には加入の方法が2つあります。一つは個人賠償責任保険に単独で加入する方法。二つ目は他の保険に特約で個人賠償責任保険をつける方法です。特約をつけることのできる保険は火災保険、傷害保険、積立型の火災保険や傷害保険、また自動車保険にも個人賠償責任保険の特約をつけることができます。

但し特約でつける場合、例えばクルマに乗らなくなったから自動車保険は解約するということなどがあると一緒に個人賠償責任保険も消えてなくなってしまいます。特約でつけていると忘れがちなことなので気をつけましょう。

おおよその目安としての保険料ですが、保険金額1億円で単独で加入する場合は2,000〜3,000円/年間程度です。安いですね。

個人賠償責任保険の対象となる人

この保険の使えるところが保険料の安さだけでなく対象となる人の範囲が広いことです。具体的には下記の通りとなります。
  • 本人
     
  • 配偶者
     
  • 同居の親族
     
  • 生計を一にする別居の未婚の子(仕送りを受けている学生など)
つまりその家の誰かが加入していれば、ほとんどのケースで家族全員をカバーすることができるということです。家族型に入らなければならないということがありません。


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この記事を執筆したガイド

平野 敦之
証券会社、損害保険会社を経て、FPとして独立したガイドが損害保険の事例や加入法を紹介。

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