家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

将来のためになる「かわいい節約術」

低金利が続く中、年に10%も20%も節約出来て、将来大きなお金になって戻ってくる個人年金保険をご紹介します。今までは私も全くおススメしませんでしたが、低金利の今だからこそ、始めるお客様が続出。おまけに保険でも、健康状態の告知なしで加入出来ます。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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年10%、20%!もおトクです

今まで全くお客様におすすめしなかったのですが、最近、話をしてみると高所得者も派遣社員も自営業者も「え?何で早く教えてくれなかったの!今すぐやりたい!」と言う節約が、個人年金保険です。

個人年金保険は、低金利の今お金を貯めるのには向きません。預けたお金があまり増えないので、FPがこぞって「個人年金保険にお金を預けるのはやめましょう!」とマネー誌などで声を張り上げるのはそのためです。

ところが、貯める事を目的とするのではなく、節税を目的として考えるとどうでしょう。毎年一定の条件で10万円以上の保険料を払うと、課税所得に応じて6000円から2万円程の節税になります。これは、個人年金保険料控除を利用したもので、会社員だと年末調整の時に、保険会社から送られて来る生命保険の控除証明書を会社に持って行った事があると思いますが、あの「個人年金保険バージョン」です。

「10万円で1万円も節税になるって、10%ってこと?!是非やりたい!」という人がとても多いのです。以前は、「トクするのって6000円とか1万円でしょ、そんなのいいよ」という人が多かったのに、こんな時代だからでしょうか。かわいい金額を貯めて、かわいい節税になって、将来はかわいい年金額が受け取れるのがこの商品です。

10万円以上保険料を納めて、所得税、住民税あわせてどれくらい減税になるか、見てみましょう。

■年収300万円 課税所得124万円 減税額6,000円
■年収500万円 課税所得258万円 減税額8,500円
■年収700万円 課税所得402万円 減税額13.500円
■年収1500万円 課税所得998万円 減税額20,000円

さらに、年金ももらえます。

当たり前の話ですが、個人年金保険なので年金ももらえます。例えば、ある個人年金保険で38才の女性が毎月1万円ずつ、60才まで保険料を払ったとすると、60才から70才まで10年間、毎年およそ30万円がもらえます。毎月2万5000円!かわいい!!

トータルで受け取るお金は300万円強に対して、支払うお金は264万円!運用をしている人にとっては、魅力がないかもしれませんが、貯金が普通預金しかない人にとっては十分魅力的!夫婦で年間60万円もらえたら、10年間は、60万円÷12か月=月5万円リッチな生活ができます。毎年、海外旅行に行ってもいいですね。

対象になる個人年金保険はコレ!

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