起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

【6-1】仕事の受注~納品までの業務フロー

独立すると、仕事の受注から納品、代金の回収までを全て自分で行うことになります。取引でトラブルを起こさないためのポイントを掴んでおきましょう。同時に、取引上必要となるツールや書式を作成しておきましょう。

執筆者:塚田 祐子



フリーランスの独立マニュアル
【 開業準備2:業務体制と業務ツール 】

▼連載のバックナンバー:
【連載】フリーランスの独立マニュアル 目次へ


【1】仕事の受注から納品までの業務フロー

業務体制、業務ツール
仕事の受注から納品までの業務フローをルール化しておきましょう。
独立すると、仕事の受注から納品、代金の回収までを全て自分で行うことになります。その間の交渉をスムーズに進めトラブルを起こさないために、事前に何を行っておくべきか、要所要所のポイントを掴んでおきましょう。同時に、仕事の業務フローに沿って、取引上必要となるツールや書式を作成しておきましょう。

仕事の依頼を受けてから受注するまで

仕事の依頼から受注するまでのフローは、以下のような流れになります。ここで、おかしやすい失敗は、依頼内容を正しく把握できないために起こる、提案ミス(的外れの提案)です。良い企画や提案であっても、依頼主が求めていないものをいくらプレゼンテーションしても、それは通りません。大事なことは、クライアントが、何を求めているのか、何に困っているのか、そこをしっかりヒアリングして、理解することが大切です。

次に、予算です。提案内容は、予算金額によって変わってきます。打ち合わせの段階で、予算枠を聞いておきます。ただし、予算というものは、ある程度幅があります。打ち合わせの段階でそれがあるようならば、営業テクニックとして「見積書」を2案作成して提案するという方法もあります。

企画提案から受注まで


【参照記事】
仕事術:取引の“ツメ”を行う業務ツール
取引、業務ツール仕事の発注から、受注、納品するまで、トラブルなく業務を遂行するためには、要所ごとに“取引のツメ”をしておくことが必要です。トラブルを未然に防ぐため必要となる業務ツールに関してご説明します。


受注から納品・請求書の発行までは? 次ページへ続きます>>
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます