海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

「憧れの仕事」セレクション(9) 海外でパティシエになるには

「パティシエ」・・・その響きだけでうっとりとしてしまいそうな洋菓子を作る職人さん。海外のホテルやレストランで働くパティシエの憧れのお仕事に迫ります。

執筆者:須子 はるか

「パティシエ」・・・その響きだけでうっとりとしてしまいそうな洋菓子を作る職人さん。海外のホテルやレストランで働くパティシエの憧れのお仕事に迫ります。


パティシエとは
どんな仕事があるの?
パティシエになるには
パティシエスクールの紹介


パティシエとは

パティシエとは
パティシエとは、洋菓子(ケーキやクッキーなど)を作る職人のことをいいます。細かい手作業の多い仕事で、一朝一夕にその技術を身につけることは難しいようです。

また、ただ作業としてのお菓子づくりができるだけではなく、新しい商品を考えたり、工夫を凝らすための想像力やセンスも同時に必要とされる職業です。

日本でも、「パティシエ」という職業そのものが注目されはじめ、最近では専門職として認められつつありますが、欧米では職業としてより確立されているといえるでしょう。

料理職人であり、お客様を喜ばせるエンターテイナーであり、そしてお菓子のアートを生み出す芸術家でもある、そんなパティシエとして、どんな働き方があるのでしょうか?



どんな仕事があるの?

パティシエとひとくちに言っても、さまざまな働き方があります。どんな働き方ができるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

1)ホテルのパティシエ
そこそこのレベル以上のホテルには、パティシエと呼ばれる人がいます。ケーキやデザートを開発し、実際にお客様に提供するためのパティシエです。ホテルで活躍したパティシエは名声を得て、その後独立したりすることも多いようです。

2)レストランのパティシエ
どのレストランでも専門のパティシエがいるわけではありません。ある程度のグレードのレストランで、特にデザートの評価が高いお店などはパティシエがいる可能性があります。

3)洋菓子店での勤務
洋菓子のお店で、お菓子の開発・製作をしている人たちは、パティシエです。ただし、お店にもいろいろなレベルがありますので、弟子入りをするならそれなりに名の通ったお店を選ぶことが大切です。

4)製菓メーカーでの勤務
直接お客様に提供するわけではありませんが、製菓メーカー(お菓子を作って売る企業)ではパティシエは開発部隊として機能します。どんなお菓子が喜ばれるのか?制約のある中で試行錯誤をしながら開発します。

5)独立・開業!
自分の名前で食べていく、誰もがあこがれるカリスマパティシエになると自分でお店を開くことも夢ではありません。ただ、そのためには、有名ホテルやレストランでのパティシエ経験が必要になるかもしれません。

さて、パティシエへの憧れが膨らんできたところで、次のページではいったいどうやったらパティシエになれるのか?について検証していきたいと思います。
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