実はみんな困っていた! ベタベタ不快な ”暖房汗” の対処法
暖房の効いた室内は快適ですが、時には温まりすぎて汗をかいてしまうこともあるもの。特に、着崩せない制服着用時や、上着が脱げないシーンでは肌のベタつきで不快に感じる人もいるのでは? そんな疑問からアンケートを採ったところ、”暖房汗” に悩む人は思った以上にいたのです。ベタベタ不快な ”暖房汗” にどう対処すればいい? All About『スキンケア』ガイドの藤井さんに教えてもらいましょう。
提供:花王株式会社
お話をうかがった方

美容業界歴25年以上。美容専門編集プロダクション ”dis-moi” 主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。
“暖房汗” はストレス? 困ったことは? 大人女性に聞きました!
今回、アンケートの対象となったのは、冬の時期、勤務中に汗をかくことがあるという、20歳から49歳までの大人女性の皆さんです。
まず聞いたのは、「冬時期の勤務中、汗をかくとどのようなことにストレスを感じますか?」という質問。下のグラフにもあるように、最も多かったのは「汗と服の間の汗ムレ」で、半数以上の人がストレスに思っているという結果が出ました。さらに「かいた汗で冷えや寒気を感じる」「服に付く汗のニオイ」「汗をかいているのに服を脱げない」という意見も多く、4割以上の人がお悩みのようです。

■調査名:あなた自身に関するアンケート ■調査方法:インターネットリサーチ ■実施期間:2019年10月17日〜 ■調査対象:20歳〜49歳で有職者の女性 ■有効サンプル数:334
では、どのようなシチュエーションで ”暖房汗” をかくことが多いのでしょうか? そんな疑問をぶつけてみたところ、「暖房が効きすぎているとき」という声が多く聞かれました。複数の人が働くオフィスでは、エアコンの温度設定を自分だけの都合で変えることは難しいもの。変えられたとしても「営業の方が外から戻ってくると室内温度を上げる」「寒がりの人がエアコンとストーブの両方を使う」といったこともあり、人によっては冬なのに暑くて汗をかいてしまうようです。

また、「マッサージの仕事をしていて、施術中に汗をかく」「立ち仕事で、店内を行ったり来たりするときや、接客時」「入浴介助中」「あちこちの部署を動き回るとき」「暖房が直接あたる席で仕事をしないといけないとき」など、職種や職場の状況によっても汗をかくシチュエーションは異なる様子。さらに、「暖房が効いた満員電車でギュウギュウに押され、背中や脇に汗をかく」「屋外から、暖かい電車内や建物内に入ったとき」といった屋内外の寒暖差のほか、暖房が効いている室内で制服、スーツを着て仕事しているときなど、衣服の種類によっても汗をかくことが多いそうです。
他にも、「電話応対や窓口対応のとき、知らず知らずのうちに嫌な汗をかいている。スポーツの時の汗と違い、じっとりして臭いも気になる」といった声も聞かれました。思った以上に皆さん、”暖房汗” をかきやすい状況にさらされ、悩んでいるんですね。
じっとり不快な ”暖房汗”、どう対処すればいい? >>
“暖房汗” は美容面でもデメリットが! 冬でも汗対策は万全に
アンケートの結果でわかったように、厄介な ”暖房汗” に困っている人は意外に多いもの。汗対策と言うと暑い時期にするものと考えがちですが、実は冬でもしっかり行っておく必要があるのです。
藤井さん(以下敬称略)「汗をかくことが当たり前の夏は、衣類も風通しの良いデザインが多いもの。一方、冬の服は防寒が考慮されているため、必然的に熱や汗がこもりやすくなります。さらに、発熱性のインナーやブーツなどを身に着けると、体を動かしたときや電車に乗ったときに汗をかきやすくなり、悩んでいる人は多いんですよ」
こうした ”暖房汗” を放っておくと、時には健康面に影響を及ぼすことも。
藤井「私たちは汗によって体温調整を行いますが、かいた汗を蒸散できずにこもったままでいると、体が冷えて体調を崩しやすくなります。また、汗をかいた状態で寒い場所に移動すると、思った以上に体への負担が大きいもの。こうした状況を繰り返すと、自律神経のバランスが乱れやすくなってしまいます」
さらに、美容面でもデメリットが増えるそうです。

藤井「汗が蒸散するときは、水分と一緒に肌のうるおい成分も奪われるため、必要以上に汗をかくのは避けたいところ。冬は寒暖差がある場所を行き来することも多いですが、体が温まったときは皮脂の分泌が促進され、インナードライ化が進みやすくなります。肌の内側が乾燥した状態となり、メイクのノリが悪くなったり、メイク崩れを起こしやすくなったりするので注意しましょう。
また、冬の服はダークカラーや化繊系のものが増えますが、グレーだと汗染みが目立ってしまうし、化繊系はニオイを溜め込みがちです。特に暖房の効いた空間では、緊張によってかく汗の量も増えるもの。緊張による汗はニオイがキツくなるとも言われているので、人との距離が近い空間にいると精神的に疲れてしまうこともあるでしょう」
では、こうした ”暖房汗トラブル” を予防する方法は?

藤井「ひとつは、衣類に気を付けること。ニオイがこもりやすい化繊系は避けるほか、体を動かすことが多い日などは発熱系インナーの着用は控えましょう。汗をかいたら、できるだけ早く拭くことも大切。汗は目に見えなくても出ているもので、放っておくとニオイの原因にもなります。脇や足裏など、範囲が小さい箇所の汗が気になるときには、制汗剤も活用しましょう。汗をかくこと自体を抑え、ニオイの原因となる菌の繁殖も抑制できます。顔の場合は、触ってみてベタつきが感じられたら、ティッシュで押さえるようにするとメイクのもちも良くなりますよ」
洗濯の仕方を見直せば、 “暖房汗トラブル” を予防できる!? >>
汗のベタつきが気になるなら、衣類の通気性を高める柔軟剤を
冬は暖房や重ね着などで、汗をかくこともしばしば。ベタつきに不快な思いをしても、公共の場では暖房の温度調節もままならないため、自分でできる対策を施すことが大切です。たとえば、『ハミングファイン ふわさらスルー』を使うのもひとつの方法。
『ハミングファイン ふわさらスルー』は、吸った汗のぬれ戻りを防ぐ柔軟剤です。汗ばんでもベタつかない上に、繊維の通気性も高めるため、汗ムレ・ニオイを追い出し続けてくれるのもポイント。しかも24時間消臭効果があるので、暖房の効いた満員電車でも安心して通勤できますよ。
”ふわさらスルー” で、暖房の汗も気にしない! >>

冬でも使いたい!『ハミングファイン ふわさらスルー』
汗のぬれ戻りを防ぎ、衣類の通気性を高めてくれる柔軟剤『ハミングファイン ふわさらスルー』。独自のスルー技術がニオイも追い出してくれる上に、24時間続く消臭・抗菌(※)効果も備えています。
汗によるベタつきは、夏だけでなく冬も気になるもの。そんなときこそ、毎日のお洗濯に『ハミングファイン ふわさらスルー』を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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※すべての菌に対して効果があるわけではありません。