医師 / 医療ベンチャー創業者ガイド鏡原 裕一

1987年東京都で生まれ、板橋区・練馬区で育ちました。
幼少期から好奇心旺盛で、様々なことに興味を持ちながら過ごしてきました。
筑波大学附属小学校に入学し、専門性の高い先生方の指導のもとで充実した小学校生活を送りました。
その後、中学・高校と同系列校へ進学し、野球部での日々に熱中しました。
特に高校では主将を務めた経験があり、リーダーシップの難しさやチームの大切さを学びましたが、一方で自分の未熟さも痛感する青春時代でした。
高校卒業後、父が医師だった影響もあり、医学の道を志しました。
しかし、野球に打ち込むあまり学業をおろそかにしていた私は、偏差値30からの浪人生活をスタートしました。
毎日食事と睡眠以外を勉強に費やし、周囲の支えもあって医学部に合格しました。
大学入学後は医学の勉強に励む一方、もう一度野球に挑戦したいという思いから大学野球部に入部。
しかし、肩を故障したことで退部し、自分の将来や目標について立ち止まって考える時間が生まれました。
この時期に哲学書や小説を読み漁り、海外を旅するなど「自分探し」の時間を持つことで、自分なりの価値観を形成していきました。
「医師という枠組みに囚われず、自分らしく社会的・経済的に自立する」という目標を抱きつつ、医学部を卒業しました。
研修医時代は東京医療センターで全国から集まった同期たちとともに多忙な日々を送りましたが、病院医療の現場で「この医療は本当に患者さんを幸せにしているのか」という疑問を抱くこともありました。
高齢化社会における医療の在り方に違和感を持ちつつ、「より多様な価値を提供できる自由診療」に可能性を感じ、自由診療（美容医療）の道に進むことを選びました。
美容医療では、医療とビジネスの融合に驚きつつも、美容医療の技術を学びました。
一方で、売上至上主義に違和感を覚え、「自分の理想を実現するためには自分で事業を起こすしかない」と感じ、独立を決意。
オンライン診療という新たな領域に挑戦し、クリニックを立ち上げました。
現在は、オンライン診療を通じて、「便利で安心な医療サービス」を追求しています。
これまでの経験を活かし、患者様一人ひとりに寄り添いながら、医療の新しい可能性を広げるための努力を続けています。

「プライベートクリニック高田馬場」の院長として、オンライン診療を活用したピル外来、ED外来、性病外来、AGA外来、メディカルダイエット外来など、多様な医療サービスを提供しています。
また、美容医療や医療脱毛も行い、「効率的で安心できる医療」をモットーに日々診療に取り組んでいます。
さらに、オンライン診療の普及と利便性向上を目指し、「医師が運営する健康通販サイト『モバクリ®️』」を提供する株式会社Mirrorを設立し、代表取締役を務めています。
このプラットフォームでは、忙しい現代人に寄り添った利便性の高いサービスを展開し、医療の新しい可能性を追求しています。
これらの活動を通じて、患者様一人ひとりに寄り添いながら、医療とDXの融合による価値提供を実現し、より多くの方々の生活を豊かにするため努力を続けています。