まつお よしたか
キューバへの渡航は20回以上。キューバ人の妻と暮らすライター
1962年東京生まれ。1985年から自動車業界4社に勤務ののち、2007年から専業のライター。1998年以来、20回以上キューバへ渡航。現地で知り合ったキューバ人と2002年に結婚し、観光客とキューバ国民、両方の視点からキューバという国を眺めている。
得意分野
日本および海外の鉄道、旅行。特に得意としているのはアメリカとキューバの鉄道。
ガイド担当テーマ
ガイドからの挨拶
はじめてキューバを訪ねたのは、1998年2月のことです。当時サトウキビの運搬に使われていた、クラシックな蒸気機関車を見ることを目的に、「一度キューバへ行っておきたい」と思って出かけました。実際に現地に着いてみると、歴史の香りに満ちた街並み、陽気な人たち、あちこちから流れてくる情緒豊かな音楽、旨いラム酒などに、期待をはるかに超えて魅せられてしまうのでした。そして、「一度」のつもりだったキューバ渡航が「二度、三度……」と続き、年に4回となったこともあります。
こうしてキューバについての経験を積み重ねてきたのですが、周囲を見るとこの国についてあまりよく知られていません。日本から遠く、特殊な国というイメージが強いため、なかなか渡航に踏み切れないケースも多いようです。
そこで、キューバについて正しい情報をわかりやすく皆様にお伝えしたいと思い、ガイドを担当させて頂くことになりました。キューバでは、楽しいことがたくさんあったのはもちろん、失敗したことも少なくありません。そのあたりも含め、キューバを安全に楽しく、かつ有意義に旅するためのヒントを、紹介していければと思っています。