ほりこし かずひさ
歌舞伎の舞台を観劇すること2000回以上。歌舞伎の演技途中に客席からかかる掛け声「大向う(おおむこう)」を担っている。
楽しみ方のレシピ「勧進帳」(2)~物語解説(前)~
歌舞伎の演目人気ナンバーワンの勧進帳をとことん楽しむためのシリーズ第2回です。前回の物語の背景に続き、舞台で上演される実際のストーリーについてお話しします。
楽しみ方のレシピ「勧進帳」(1)~物語の背景~
「勧進帳」は決して「初めての歌舞伎」としてはやさしい演目ではありません。残念ながら、多くの方が勧進帳の魅力に気付くことなく立ち去って行ってしまうのが実際です。そこで、この人気のお芝居をいかに楽しむか、ということを4回の連載としてお届けします。ぜひ事前にお読み頂き、物語を存分に楽しんで頂きたいと思います。
知っておきたい歌舞伎のルール (8)隈取
歌舞伎の中では悪いやつはいかにも悪い顔をしているし、良い人はいかにも「正義の味方」という顔をしています。そこに加えて、基本的な隈取の色の意味を知っていると、更に面白く舞台を見られるようになってきます。
歌舞伎の襲名は大切で、たいへん(前)
現代の私たちにとって「襲名」という習慣は「歌舞伎の世界独特の制度」だという認識があるのではないでしょうか。しかし、実は襲名という考えは江戸時代には今よりずいぶん「普通」に行われていたようです。
歌舞伎の襲名は大切で、たいへん(後)
役者は、襲名によって積み重ねられきた歴史を背負うとともに、そこに新しいページを書き加えることにも挑まねばならないのです。「守り」と「攻め」は歌舞伎役者にとって車の両輪のごときものだと言えるでしょう。
歌舞伎の劇場はここ (前) 定期公演がある劇場
歌舞伎座をはじめ、日本全国、歌舞伎を見られるところは意外に多い?あなたの地元にも、気づかぬうちに歌舞伎が来ているかもしれません。ということで、今回は歌舞伎を上演している劇場を2回に分けてご紹介します。第一弾は定期的に公演がある劇場です。
楽しみ方のレシピ「四谷怪談」~悪の華咲く忠臣蔵~
いろいろな魅力的な演目がありますが、歌舞伎をはじめるには最適な演目というのが幾つかあります。これから歌舞伎を見てみたい、という方のためにタイプ別にオススメの演目をご紹介していきます。第一弾は、人間の深層をえぐるホラーの傑作「四谷怪談」です。
今月のオススメ歌舞伎! 2013年6月(1)
初めて歌舞伎を見る方や、見始めて間もない方のために、上演されるお芝居の見どころ紹介をしていきます。第1回は2013年6月「柿葺落六月大歌舞伎」です。
初めての歌舞伎見物 3ステップ(前)
歌舞伎に興味を持ってくださった方がつまづくのが、実は最初の一歩。そこで今回は「歌舞伎をはじめる3ステップ」としてご一緒に歌舞伎へ近づいていきたいと思います。その「3ステップ」とは……。
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