「幸せを育む家」をコンセプトに、家づくりを手がける建築家。住むひとが豊かに生きる空間のつくり方を指南します。
これまで設計をさせていただいた94組(2016年6月時点)のご家族やそれ以外に家づくりの相談、勉強会、講演会などを通じて知り合った約600組の方をインタビューしてきて分かったことがあります。それは「幸せの形は家族の形だけあるけど、幸せを形にしている家族には共通点がある」ということでした。 家づくりにおいては、「どういった工法」「どういった素材」「省エネか」「耐震性はどうか」「設備は整っているか」「資産性は」「保証は」など考えるべき重要な項目はたくさんあります。しかし、これらと同等以上に大切なのが「どういった家族が家づくりを通じて幸せを実感しているか?」という視点です。なぜなら、前述した要素には、「幸せを実感するための視点」がないからです。 これまで、「どうすれば家づくりを通じて幸せを形に出来るか?」を建築家として探求し、これらの視点を実際の家づくりにも応用してきましたが、これらの視点がとても有効だと実感しています。私はガイドとして「家づくりを通じて幸せを形にする視点」を知識や事例などを踏まえて分かち合っていきたいと考えています。
なぜ日本はヒートショックの被害者が世界一多いのか?
ヒートショックによる年間死亡者数が1万7千人とも言われる日本。他国と比べるとその人数は圧倒的に多いのですが、その原因は住まいにあるとも言えそうです。今回は世界基準を参考に、日本の住まいのあり方を考えてみましょう。
子どもをそのままダイニングで勉強させないで!
近年、子ども部屋ではなくダイニングやリビングで勉強させるケースが増え、それによる「影響」も見られるようになってきています。このコラムでは、その影響と対策についてお伝えします。
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