つなかわ ようすけ
金融機関在職中に1級ファイナンシャルプランニング技能士を取得。その後、社会保険労務士や年金アドバイザーを取得。職業訓練講師を経て、年金記録確認第三者委員会に勤務。退職後、社会保険労務士・FP事務所を開業。法人向けの労働相談、就業規則作成に携わる傍ら、年金相談を受けている。
年金は何と言っても老後の生活を支える柱のひとつであり、なくてはならないものです。 一方、年金制度は複雑で、自分がどのような年金を受け取れるのかも人により千差万別。 多くの方にとっては非常にわかりにくく、なかなか正確な情報が届きにくい現状もあります。 また、年金は老後の所得保障の側面だけではなく、障害者となった場合や、不幸にして 一家の稼ぎ頭に先立たれた場合の所得保障の一面も持ち合わせていますが、こちらも 決してわかりやすい制度になっているとは言えないでしょう。 これからどんどん変わっていくことが予想される年金制度。 私はタイムリーに正確な情報をお届けすることをモットーに、年金に関する四方山話や 相談業務においての経験に基づくリアルな実例を通して、制度一般だけではなく 必要となる手続きの取り方も含め、皆様の年金に対する理解の一助となりたいと考えています。
国民年金は払ったほうがよい? 老後の意外な落とし穴
自営業の人や収入が多くなり扶養を外れてしまった人などは、原則として国民年金第1号被保険者となり、毎月保険料を納めなくてはなりません。しかし、この国民年金保険料を支払っている人が少ないと時々話題になります。支払わなければ、支払わなかった分だけ年金が少なくなる仕組みになっていますが、この仕組みによって老後に意外な落とし穴があるかも? そんな危険性についてお伝えしたいと思います。
生活保護と年金の両立受給は可能か?もらえる金額は【動画で解説】
年金には、加齢で働けなくなった場合の所得補償や、けがや病気で働けなくなった場合の障害年金、一家の稼ぎ手を失った場合の遺族年金という給付があります。一方、収入がない、少なくて生活できない場合に生活保護が利用できます。年金と生活保護の両立受給はできるのでしょうか。
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