久保田 嘉郎

薬剤師 ガイド 久保田 嘉郎

くぼた よしろう

薬剤師。北里大学東洋医学総合研究所で漢方を、慶應義塾大学大学院で医療マネジメントを専攻。美容クリニックでの勤務、薬局開業を経て薬学部に社会人入学し薬剤師免許取得。これから薬剤師を目指す方、今後のキャリアアップについて考えている薬剤師の方に役立つ情報をお届けします。

ガイドからの挨拶

みなさん、こんにちは!
「薬剤師」ガイドに任命されました、久保田嘉郎(くぼた・よしろう)と申します。

私は社会人経験を経て薬学部に入学し、薬剤師免許を取得しました。ですから同年代のものよりも遅れて薬剤師になる私が卒業後、必要とされる薬剤師になるには、ほかにはない何か、ほかにはできない何かが必要とつねづね感じていました。

私自身は漢方に関心を持ち、現在これを主な仕事にしていますが、薬剤師はとても職域の広い職業です。臨床の現場ひとつを見ても、医療の発展に伴い使用医薬品も細分化、専門化し多くの専門薬剤師が誕生しています。他にも新薬の開発、行政での仕事など、薬の専門家として薬剤師の果たす割合は年々大きくなっています。

この職域の広がりに供給が追い付かず、まだまだ薬剤師は売り手市場です。しかし、厚生労働省発表の需給予測からもわかるようにいずれ薬剤師過剰時代を迎えます。そのときあなたは薬剤師として必要とされる自信がありますか?

今後はただの薬剤師ではなく、何かができる薬剤師、ある分野に強い薬剤師が求められる時代が必ず来ます。

こちらではみなさんが、強みを持ち差別化できる薬剤師として、キャリアを重ねていくときの注意点などをお伝えしていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

経歴・バックグラウンド

【略歴】昭和51年生。25歳で薬剤師の友人と調剤薬局開業。業務を通して薬業界で生きるには薬剤師免許が必要と痛感し帝京大学薬学部に社会人入学。卒業後、北里大学東洋医学総合研究所に入職(現在非常勤)。現在は、漢方のみならず医療全体における薬学や薬剤師の役割を探るべく慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科で医療マネジメントを専攻。

【資格】
薬剤師免許、漢方薬生薬認定薬剤師、慶応義塾大学薬学部認定薬剤師、AEAJアロマアドバイザー
日本薬剤師研修センター認定薬剤師、日本アンチ・ドーピング機構公認スポーツファーマシスト
日本不妊カウンセリング学会評議員



経営・所属している企業・団体・協会

【所属】
北里大学東洋医学総合研究所
慶應義塾大学大学院

【所属学会】
日本薬学会、日本東洋医学会、日本生薬学会、日本薬剤師会、日本アロマ環境協会、日本漢方協会
東京都薬剤師会、東京都女性薬剤師会、日本抗加齢医学会、日本不妊カウンセリング学会