おすすめのミステリー小説

青の炎/貴志祐介著■出版社：角川書店■値段：667円（税別）■作品概要及びおすすめの理由：殺害計画から実行、犯行の露呈までを一貫して犯罪者側の目線で綴っている小説です。なぜ犯行に及ばなければならなかったのか、なぜ犯行がばれてはいけないのか、犯行に及ぶ上での精神的苦痛など、その心理が細部にわたり描かれ...続きを読む

ジーキル博士とハイド氏/R.L.スティヴンソン著■出版社：（いろんなところから文庫で出ています）■値段（出版社に依ります）■作品概要：ハイドという男が起こした犯罪の示談に差し出されたのは、ジーキル博士の小切手だった。博士の友人アタスン弁護士は、これを不信に思い、博士の身辺調査を開始する。ハイドは次々...続きを読む

4ページミステリー/蒼井上鷹著■出版社：双葉文庫■値段：552円+税■作品概要：タイトル通り、4ページでまとめられている短編集■おすすめの理由：4ページで一話が完結です。一駅分で一遍読めてしまいそうです（私は車での通勤ですが（笑））。正直言って、一度読んでも、何??って思う完結になってしまうので、再...続きを読む

巧妙な伏線が一行の文章に集約する、綾辻行人のデビュー作「十角館の殺人」最後まで結末がわからなくて、読み終わった後に「やられた！」と思うミステリー小説といえば、私は綾辻行人の「十角館の殺人」を挙げます。お互いを著名な推理作家の名で呼び合う、ある大学ミステリ研究会の七人。彼らはある島へ合宿に来ていた。そ...続きを読む