古民家
古民家探訪
古民家、古き良き住宅をご紹介。古民家や名建築、古民家再生・古民家リフォームの実例紹介や、昔の住宅のよさ、住み心地について専門家が解説します。
記事一覧
昭和初期の古民家を住宅兼事務所にリノベーション
ガイド記事山本 久美子杉並区の早稲田通り沿い、コンクリートの建物が建ち並ぶなかに、ひっそりたたずむ築80年を超える古民家があります。昭和初期に和菓子屋として建築されたものです。この古民家を相原まどかさんと山崎敏幸さんのご夫妻が買い取って、ご自宅兼事務所(YUUA建築設計事務所)としてリノベーションしました。築80年超の商...続きを読む
古民家再生の事例に見る 古民家の魅力
ガイド記事山本 久美子古民家とは?古民家の魅力とは?「古民家」に明確な定義はありませんが、一般的に、建築後50年以上経った民家を、古民家と呼んでいるようです。ひとくちに古民家といっても、農村の民家や町民の民家、武家の民家、庄屋屋敷などのタイプがあり、それぞれの生活様式による違いもあります。日本の伝統的な構法で建てられた古...続きを読む
米国人宣教師が建てた明治の近代洋風住宅
ガイド記事大塚 有美明治時代に建てられた近代木造洋風住宅東京都豊島区の都立雑司ケ谷霊園近くに、アメリカ人宣教師が暮らした「雑司が谷旧宣教師館」が保存・公開(ただし、2011年3月末まで補修工事のため休館)されています。この建物は、宣教師マッケーレブが1907(明治40)年に自邸として建てたものです。1992年(平成4)...続きを読む
埼玉・川口に今も残る大正時代の木造洋館
ガイド記事大塚 有美堂々たる姿の煉瓦造りの洋館JR京浜東北線の川口駅の東側、国道122号線沿いに築80年を超える洋館があります。2006(平成18)年3月に国の登録有形文化財に登録された「旧田中家住宅」で、現在、一般公開されています。迎賓館として建てただけあって、堂々とした佇まいですこの建物は、1923(大正12)年に...続きを読む
小説家が暮らした武蔵野の洋館「山本有三記念館」
ガイド記事大塚 有美武蔵野の緑豊かな住宅地に残る洋館JR中央線の三鷹駅南口より、玉川上水沿いに整備された「風の散歩道」をしばらく歩くと、三鷹市山本有三記念館があります。この建物は、小説家の山本有三が戦前、約10年間家族とともに暮らした家です。この建物が建築された大正の終わりから、昭和にかけて流行したというスクラッチタイ...続きを読む
改築を重ね120年住み続けられた旧内田家住宅
ガイド記事大塚 有美古民家を公園内に移築・復元東京都練馬区立の池淵史跡公園内に、練馬区の文化財に指定された茅葺き屋根の家があります。これはもともと練馬区中村という場所に建っていた旧内田家住宅を移築・復元したもので、2010(平成22)年3月から公園の屋外施設として一般公開されています。茅葺き寄棟造りの旧内田家住宅の堂々...続きを読む
有名建築家ヴォーリズ設計の洋館「駒井家住宅」
ガイド記事大塚 有美有形文化財に指定された築80年超の住宅京都市左京区の白川疎水近くの住宅地に京都市の有形文化財に指定されている「駒井家住宅」があります。落ち着いた住宅街の中にあって、ひときわ木々の緑が豊かで、広い庭のある住宅です。現在は財団法人日本ナショナルトラストによって保存・管理され、一般公開されています。切り妻...続きを読む
田の字型プランの古民家「旧田中家住宅」
ガイド記事大塚 有美江戸後期の古民家移築旧田中家住宅はもともと板橋区徳丸にあったものを東京都板橋区立の郷土資料館の敷地内に移築したもので、現在、一般公開されています。はっきりした年代は不明なものの江戸時代後期に建築されたと推定されるそうです。以前、建っていた場所は、前谷津川という川を南に見下ろす傾斜地。日当たりがよく、...続きを読む
太い柱が特徴の江戸時代中期の古民家
ガイド記事大塚 有美東京都目黒区にあるすずめのお宿緑地公園内に、見学可能な古民家があります。この建物は旧栗山家の住宅を移築したもので、江戸時代中期の建物を再現しているそうです。どんな建物なのか、紹介しましょう。竹林に移築された江戸時代中期の建物公園内に移築復元された旧栗山家。目黒区の文化財に指定されています東京都目黒区...続きを読む
江戸後期の生活を偲ばせる旧安藤家住宅
ガイド記事大塚 有美今回は、東京都世田谷区にある次大夫堀(じだゆうぼり)公園民家園内において一般公開されている「旧安藤家住宅」をご紹介しましょう。明治中期の状態を復元茅葺き屋根のどっしりとした佇まい。床面積は94坪ほど江戸時代後期から明治にかけての農村風景を再現している次大夫堀公園民家園が開園したのは1987(昭和63...続きを読む