個人年金/個人年金関連情報

老後資金を守る個人年金保険活用法

大切な老後資金を減らすリスクは取りたくない、運用の経験はないのでリスクのある商品は避けたいなど、守りの姿勢で商品を選びたい場合は、個人年金保険の定額型か変額型の元本保証型を利用しましょう。定額型は契約時に年金額が約束されたもの、変額型の元本保証型は条件をクリアすれば払い込んだ保険料は戻ってきます。

執筆者:小川 千尋

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老後資金を守るための商品とは?

老後資金作りに冒険はしたくない人向きの個人年金保険とは?

老後資金作りに冒険はしたくない人向きの個人年金保険とは?

大切な老後資金を減らすリスクは取りたくない、運用の経験はないのでリスクのある商品は避けたいなど、守りの姿勢で商品を選びたい場合は、定額型か変額型の元本保証型の個人年金保険を利用するといいでしょう。

運用のことはよくわからない、楽観的に運用できないと思うときは、元本は保証された上に、運用環境が好転すれば年金額が増える可能性のある変額型の元本保証型を利用する手もあります。

変額型の元本保証型はニーズに合うタイプを選ぶ

変額型の元本保証型には、いろいろなしくみが取り入れられています。自分のニーズを見極め、それに合うタイプを選ぶことが大切です。代表的な主なタイプは以下の3つです。

●ターゲット型(目標到達受取型)
契約時に、運用目標値を設定し、一定期間経過後に目標値に到達したら運用成果を確保し、すぐにまたは一定期間経過後に年金で受け取れる。運用目標に届いたら成果を確保したい人や積立金額の増減でハラハラしたくない人向き。

●早期受取型(即時受取型)
契約後の早い時期から年金の受け取りが開始できる。すでにセカンドライフに入っているなど、すぐに年金を受け取りたい人向き。

●ステップアップ型(ラチェット型)
運用で積立金額が増えたら、その後に運用が思わしくなくなってもいったん増えた積立金額は減らない。積立金額が増えたらその後の運用が悪くても下がってほしくない人や、少しずつでも積立金額が増えていくことに期待したい人向き。

なお、元本保証型は、中途解約しなければ、年金で受け取ればなどの条件をクリアして始めて元本が保証されるもので、無条件で元本が保証されるわけではありません。ですから、その条件をクリアできるか、その条件でいいかも検討しましょう。
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