■選ばれた人が持てるカード

 ゴールドカードの年会費は1万円。最近は年会費無料のカードも増えているだけに、「1万円も払ってもとがとれるの?」との声も聞かれますが、「充実したサービス」に加え、「持ったときのステータスの強さ」を味わえるわけですから、一般のカードとは大きな違いがあります。

 というのも、ほとんどのゴールドカードは30歳以上、年収500万円以上、勤続5年以上(自営業10年以上)という厳しい審査規準があり、それをクリアしなければ持てない決まりになっているからです。まさに選ばれた人が持てるカードといえます。

■ゴールドカードの限度額は100万円から250万円



 ゴールドカードと一般のカードの最も大きな違いは、カード決済の限度額が高く設定されていることです。一般カードは10万円から70万円くらいが普通ですが、ゴールドカードになるとだいたい100万円から250万円程度まで枠を設けてくれます。100万円以上を条件に、返済能力に応じて限度額を上限フリーで設定しているカード会社もあります。ゴールドカードを持つことは、つまり、経済的に認知されたエグゼクティブの証ということなのです。

■空港で会員ラウンジを使えるメリット

 そして、その分、サービスも充実しています。例えば海外旅行を例にとると、空港でゴールド会員共通のエグゼクティブラウンジを利用することができます。搭乗機が到着するまでの間、ソファと気の利いたサービスを備えたスペースで過ごすことができるのです。また、航空チケットやホテルを電話予約した際の通話料金を無料にするサービスをしているカードもあります。

■海外の買い物などで実力を発揮する

 海外旅行の楽しみは買い物です。しかし、気分が大きくなって、どうしてもカードを使いすぎて、一般カードなら、限度額はすぐにいっぱいになってしまいます。ところが、ゴールドカードなら、限度額が大きい分、安心してカードでショッピングを楽しめます。そして、とくに海外ではゴールドカードをだすとホテルやレストラン、ショップでの対応もひと味違ってきます。階級社会の名残の強い欧米ではゴールドカードは日本以上に価値があるのです。これは覚えておいてよいでしょう。