出張が仕事のAさん!
Aさんは仕事柄、海外・国内の出張が多く、月に3~4回は飛行機に乗ります。行き先はニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、パリ、シンガポール、バンコク、シドニー、国内では大阪、福岡などです。ですから、Aさんの関心は、旅の移動と宿泊をいかに快適に過すかに集中しています。ゴールドカードも使いよう!
そのポリシーに従って、持つクレジットカードもJALゴールドカードとヒルトンHオーナーズVISAゴールドカードの二枚として、徹底的に活用しています。「よくブラックカード(センチュリオンカード)は凄いといわれます。16万円の年会費を払うので、豪華な特典が一杯あるように思われています。代表的な特典として宿泊ホテルのスイートルームへのアップグレードがあげられます。しかし、私のもっているヒルトンのカードでも上級グレード(エグゼクティブフロア)へのアップグレードはやってくれます。また、アップグレードが出来なかった場合でも、2000円分の朝食券をくれますから、年に6~7回利用すれば年会費の元は取れる計算です」とAさんはいいます。実際に研修旅行でヒルトンを利用したときに、Aさんの同僚はみな普通の部屋に泊まったのですが、彼だけは2倍の広さの立派な部屋を提供してもらい、大いに優越感に浸ったそうです。
上顧客のためのクラブ組織
ヒルトンHオーナーズクラブは、上顧客のためのクラブ組織で、一般の人は「ブルー」会員ですが、年間4回以上滞在すると「シルバーVIP」会員、16回以上滞在すると「ゴールドVIP」会員、28回以上滞在すると「ダイヤモンドVIP」会員と次第にランクがあがり、それに応じて、ボーナスポイント、フィットネスセンター利用、マイレージ付与など特典も充実する仕組みになっています。「ゴールドVIP」会員であり続ける奥の手!
年間20回近く滞在するAさんは当然「ゴールドVIP」会員です。しかし、来年ヒルトンを全く利用しなかった場合には、その会員資格はなくなります。ですから、資格をもち続けようとすると、毎年ヒルトンに宿泊し続けねばなりません。その面倒を省いてくれるのがクレジットカードなのです。三井住友カードと提携する「ヒルトンHオーナーズVISAゴールドカード」(年会費1万3000円・税別)を持てば、「ゴールドVIP」の資格を永久にもち続けることができます。つまり、翌年に全く利用しなくてもクレジット機能さえつければ、永久に「ゴールドVIP」の待遇を受けられるのです。
JALマイレージバンク(JMB)
もう一枚がJALゴールドカードです。国内、海外と両方に出かけることが多いAさんは、どうしてもJALに搭乗する機会が増えます。そのため必然的に上得意客になりました。JALのマイレージ特典にJMB「FLY ON プログラム」というのがあります。「JMBクリスタル」「JMBサファイア」「JGCプレミア」「JMBダイヤモンド」の4つのランクがありますが、このうち年間3万マイル以上搭乗したり、30回以上の利用で「JMBクリスタル」、年間5万マイル以上搭乗したり、50回以上の利用で「JMBサファイア」、年間7万マイル以上搭乗したり、80回以上の利用で「JGCプレミア」、年間10万マイル以上搭乗したり、120回以上の利用で「JMBダイヤモンド」となっています。毎年50回以上利用するAさんは、現在「JMBサファイア」会員です。
スチュアーデスが寄ってくる!
「JMBサファイア以上になると、JALに乗るときに国内線、国際線にかかわらず、広いラウンジを利用できます。これはチェックインした後の待合室のすぐ隣りにあって、そこでビールを飲んだり仕事をしたり、ゆっくりくつろぐことができます。それだけでなく、会員の特典として、座席のいいところを優先的に取れます。席につくとすぐにJALのスチュアーデスが挨拶にきてくれます」といってAさんはホクホクです。永久に会員資格をもてて便利!
さらに、ヒルトン同様にクレジット機能をつければ、搭乗回数が減って会員資格を失うといったことはなく、永久に「JMBサファイア」会員相当以上の特典を得られます。そのうえ、家族も同じ特典をもらえます。仕事やレジャーで旅行が多いという人にはAさんのように、航空会社やホテルが用意する会員制度とゴールドカードの特典を組み合わせる方法がおすすめでしょう。
<関連サイト>
「ヒルトンHオーナーズクラブ」
JALマイレージバンク