「みずほマイレージクラブカード」誕生!
いよいよ銀行本体が発行するクレジット機能付きICキャッシュカードが発行されました! |
このカードの特色は、年会費無料ながら、一枚のカードに多彩な機能がぎっしり詰まっていることです。
まず、クレジット+キャッシュカードだけでなく、デビットカードにペイジー機能(国民年金の保険料や航空券代金などの支払いがATMで簡単にできるサービス)にも利用できます。キャッシュカードでいつも問題になる盗難保険も、「キャッシュカード盗難保険」と「みずほダイレクト保険」がしっかりついており、一年間通算100万円まで補償してくれます。
クレジット利用に応じて預金、ローンの金利優遇!
しかし、なんといってもこのカードのセールスポイントは、クレジット利用で貯まるポイントで受けられるサービスでしょう。その基本となるのが、みずほマイレージクラブ。これは給与振込の口座指定や公共料金引き落としなどみずほ銀行のサービス利用に応じてポイント(マイル)が貯まるサービスで、クレジット利用でのポイントもあわせてその合計で預金金利がアップしたり、住宅ローン金利がダウンしたりする画期的なサーヒズなのです。ポイントの試算をしてみましょう!
それでは実際にどれくらいポイントが貯まり、金利に反映されるのかをみてみましょう。クレジットカードの利用では月額2000円ごとに1ポイントが貯まります(有料カードのセレクトとゴールドカードの場合には1000円ごとに1ポイント)。これらのポイントを住宅ローンの金利優遇に使用すると、100ポイントごとに0.1%優遇されます。住宅ローンが年間0.6%もダウンするって?
仮に月額5万円のクレジット利用があったとすると、有料カードの場合には年間60万円の利用で600ポイントが貯まる計算です。つまり、これだけで住宅ローンの金利が0.6%も優遇される結果になります。クレジット利用額が大きい人ほど利益を得るという仕組みなのです。これはすばらしいサービスです。年間60万円の利用でローン金利が0.6%もダウンするというのですから・・・・、でも、ちょっと凄すぎます・・・・。じつはいろいろとカラクリがありました!
そこで、念のためにみずほ銀行のコールセンターに聞いてみたところ、重要な例外規定があると指摘されたのです。じつは、現在は、年間0.1%の優遇が限度で、それ以上の優遇は行っていないとのことです。つまり、いくらクレジット利用でショッピングを繰り返しても、住宅ローンで0.1%ダウン、定期預金も0.1%アップで打ち止めということなのです。それ以上はないということでした。世の中は甘くない。ぬか喜びは体に悪いです!
それを聞いて私はへなへなと体から力が抜ける気がしました。せっかくの新しいサービスですからこれくらいの目玉サービスは当然ついているものと期待したからです。ところが、現実は厳しい・・・。手数料が無料になるサービスがいっぱい!
それでも0.1%というのは結構いい条件かもしれないと思います。それに、このカードに入会すればATMの時間外手数料は無料になります。イーネットやローソンなどコンビニのATMの手数料も無料です。さらに、振込手数料もみずほ銀行本支店宛なら無料になりますし、他行宛なら105円の割引になります・・・といったようなサービスがたくさんありますから、みずほ銀行の口座をもっている人にはおすすめの一枚です。セゾンカードがでてくればもっと楽しい!
なお、現在はUCカード提携のマスターだけですが、来年からセゾンカード提携も加わります。その際にはVISA、JCB、アメックスのブランドも追加されますから、国際ブランド4種類のなかから自由に選べるようになり、さらに使い勝手は向上します。<関連サイト>
みずほマイレージクラブ