ライフカードの発行枚数は現在1200万枚で、会員数を順調に伸ばしていますが、その原動力となっているのがテレビCMです。10年以上にわたり、金城武、窪塚洋介、広末涼子など、若者むけのタレントを起用し、同社はブランドイメージの浸透を図ってきました。

オダギリジョーの主演で好評

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美人の客室乗務員を前に、「無理」「速攻」「紳士的」のどのカードを切るか悩むオダギリジョー!
今回は、2004年のNHK大河ドラマ「新撰組!」の斎藤一役ですっかりお馴染みになったオダギリジョーを起用。「カードの切り方が人生だ」をテーマに、仕事、恋愛、友人関係などで、誰もが遭遇する人生のさまざまな局面をドラマ化、その場面場面でオダギリジョーが 「人生のカード=LIFE CARD」を切って行く様子を楽しく描いています。

現在は、第二弾「出会い」篇と第三弾「海外出張」篇を放映中です。「海外出張」篇は、オダギリジョーが初めての海外出張を命じられ、旅先で外国人の女性客室乗務員にアプローチするかどうかを悩むという設定です。そして、「悩んだ末の結果についてはネットでどうぞ」という大胆な手法で注目を集めています。

テレビとネットの連動で得られるメリット

それにしても、なぜネットなのでしょうか。この手法についてライフカードのマーケティング部コミュニケーション課の担当者は、こう語っています。
「テレビCMは15秒、30秒。この限られた時間ではカードのメリット・特典をほとんど伝えきれません。すべてを盛り込もうとすれば、ネットに誘導するしかないのです。そこで詳しく見ていただいてご入会いただければ、という戦略です」。
さらに、ライフカードを知らなかった新規顧客をホームページに誘導できるメリットもあるといいます。

初日から効果あり、ブログでも大評判に

3月にこのシリーズが放映されると、その日からライフカードのホームページにアクセスが集中するようになりました。多くのブログにこのCMの感想が書かれるようになり、様々な意見がメールで寄せられました。
いまもその「波」は続いており、ピーク時は一日40万件以上、月間1000万件もアクセスがあります。その結果、入会申し込みも、急増しています。

CMづくりの裏側、エピソード、苦労

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パリ行きの飛行機の中で、美人の客室乗務員に親切にされて、すっかりいい気分のオダギリジョー!
「海外出張」篇の舞台はパリの設定ですが、実際の撮影は都内近郊のスタジオで行われました。普通30秒CMの場合、撮影は1日もあれば終わるものですが、この時は3日間もかかり、オダギリジョーさんは、幅の広い深い演技を披露するなど大奮闘だったといいます。彼自身、ユーモア溢れるこのCMが気に入っているのでしょう。

そうはいっても、CMを作るスタッフの苦労は並大抵のものではありませんでした。とくに困ったのが、CMの最後にURLをどう入れるかという問題でした。中年のスタッフたちは、読みづらいURLは、「大きく長時間表示されるべき」と主張しました。一方の若手スタッフは「一瞬でも見せれば大丈夫」という意見でした。演出上、若手の意見が通りましたが、結局、それが正しかったことが証明されました。

ライフスタイルの変化がCMを後押し

ここ数年で、20代~30代のテレビ視聴のスタイルが激変していたのです。若者たちはテレビを見るのに、チューナー付きパソコンを使い、画面を二分割にしてテレビとパソコンの両方を楽しんでいます。そのため、CMが流れるとすぐにURLを打ち込み、ライフカードのホームページにアクセスできました。彼らの頭の中では、テレビはとっくにネットと融合していたのです。こうした変化があったからこそ、アクセス数が急増し、入会者が増えたとライフカード側では考えています。

このシリーズは好評につき、第4弾も冬頃に始まる模様です。どんな切り札が出るのか今から大いに楽しみですね。
(CMの内容、切り札については下のリンクでじっくり味わってください)。


【関連リンク】
「カードの切り方が人生だ」CMサイト

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