クレジットカード/クレジットカード関連情報

日興プラチナデビットカード

世界で初めて円でもドルでも支払いができるカードが登場。日興コーディアル証券が発行するもので、プラチナカードとデビット機能などが合体した贅沢なカードです。さてさて、どんな特典があるのでしょう。

岩田 昭男

執筆者:岩田 昭男

クレジットカードガイド

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国内外問わずデビットカードとして利用可能!

富裕層向け
プラチナの黒い券面はステータスの証です。
日興コーディアル証券は、富裕層向けに世界で初めて、円と米ドルの2通貨の決済ができる「日興プラチナデビットカード」の発行を開始しました。通常、銀行などではキャッシャカードとクレジットカードなどの機能が一緒になったカードを発行しています。この場合、国内では銀行のキャッシュカードはデビットカードとして預金口座から買い物した代金を直接引き落として利用できますが、海外ではクレジットカード機能を利用する形をとっています。しかし、日興プラチナデビットカードは、国内外問わずデビットカードとして証券総合口座から直接買い物代金を引き落とすことができます。また海外のATM/CDを利用して、世界中の街角で現地通貨の引き出しも可能となりました。


運用中の米ドル資産を支払いに利用できる!

「日興プラチナデビットカード」の特長は4つ。まず、国内ではMRFより「円」で、海外では米ドル建てMMFより「米ドル」での決済が可能となったことです。つまり、日興コーディアルで運用している米ドル資産を、そのまま支払いに充てることができるので、今までなかった機能的なカードとなっています。

例えば、日興コーディアル証券にMRFを100万円、米ドル建てMMFを1万ドル分預けているとします。国内のVISA加盟店で10万円の買い物をした場合、精算後残高は円の資産が90万円、米ドル資産は1万米ドルのままです。これが、米ドル圏内のVISA加盟店で1000米ドルの買い物をした場合は、精算後残高は円資産の100万円はそのままで、米ドル資産が9000米ドルとなります。

それでは、ユーロ圏内のVISA加盟店で1000ユーロの買い物をしたときはどうなるのでしょうか。心配はありません。ユーロは米ドル換算となり決済ができます。仮に1ユーロ=1.2米ドルで換算すると、1000ユーロは1200米ドルとなり、精算後残高は円資産は変わらず、米ドル資産は8800米ドルとなります。


利用限度額はなし、高額な買い物にも対応!

2つ目の特長は、MRFや米ドル建てMMFの残高合計の約80%の範囲内で自由に使えるカードということです。一般的にクレジットカードにありがちな、利用限度額がないので、高額な買い物代金の支払いにあてることができます。万が一、第三者に不正に使用されたとしても、届けた日より60日前にさかのぼり、それ以降の損害額が補償されるので安心です。


毎月5回までは引き出し手数料が無料!

買い物などに世界各国の約2400万店のVISA加盟店で利用できるほか、国内では「円」で、海外では「現地通貨」で現金を引き出すこともできるのが3つめの特長です。しかも「円」での引き出しは、毎月5回までならかかった手数料も口座に戻ってくる仕組みです。

ちなみに、国内では日興カードの機能として入出金ができる金融機関などは、郵便局、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行(旧UFJ銀行)、東京スター銀行、am/pm、ローソン、セブン銀行、コンビニATMイーネット。出金のみは、三菱東京UFJ銀行(旧東京三菱銀行)、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、シティバンク銀行。約7万2000台の提携ATM網は業界ナンバーワンです。
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