住宅ローンの審査に落ちないための注意点

気をつけるべきことは

気をつけるべきことは

住宅ローン取得には様々な条件があります。貸し出す上限は年収の5倍以内で、物件価格の8割以下というのが大体の相場。さらには安定収入のある給与所得者が有利で、会社の業績に左右されやすい自営業者は圧倒的に不利であるといった暗黙のルールもあります。

このように金融機関が厳しい条件を設定するのは、クレジットカードの発行と違って、住宅ローンは2000万円から5000万円という大金を個人に融資するからです。夜逃げされないように慎重のうえに慎重を期すわけです。また、できるだけ信用力の高い人を最初から獲得したいと考えているからです。

このルールをまとめると次のようになります!

1.給与所得者であり職場の健康保険・社会保険の被保険者であること
2.勤続年数が、1年から3年以上であること
3.申し込み時、年齢が60歳未満であること
4.団体信用生命保険に加入すること(フラット35などはこの限りでない) 
5.保証会社の保証を受けることができること
6.年収に対する年間返済額の割合がおおむね30%以内であること
7.全ての借入金の返済に遅れがないこと

60歳未満で勤続3年以上、保証会社のお墨付きを得て延滞なし!

たとえば、金融機関で異なりますが、勤続年数は3年以上が条件で、それ以下だと難しくなります。また、申込年齢については、収入や返済比率、返済期間を考えると、だいたい60~65歳あたりが一つの区切りとなるでしょう。

とはいえ、申込の年齢を70歳未満に設定している機関もありますし、親子リレー返済の場合はこの限りではありません。

住宅ローンは原則として保証会社というクレジット・信販系、銀行系会社の保証が必要になります。従って銀行の審査に通っても、保証会社の審査に通らなければ、住宅ローンは利用できません。さらに、自動車ローンや教育ローン、クレジットカードの買い物で延滞があるとほとんど借りることができません。

こうした項目を参考にして銀行は独自の審査を行います。よって一つの銀行がダメだったからといって、どの銀行の審査も通らないわけではありません。とはいえ、借りやすくするために事前準備をしておくことは大切です。

意外に見落とされているのがクレジット&ローン履歴!

住宅ローンは、審査自体かなり厳しいために、これまでは年収、借入額、勤務先といった表向きの条件に関心が向いたものです。しかし、見落とされがちですが、むしろ、重要なのはクレジットカードとローンの履歴です。とくに過去のローン、キャッシングの延滞、それに現在のローン状況(審査、クレジットカードの保有枚数など)はしっかりチェックされますから気をつけて下さい。

消費者金融に借金がある場合!

もっとも銀行に嫌われるのが消費者金融で借りていること(借りたことがあること)です。ほとんどの銀行では消費者金融での借り入れは大きな減点要因になります。一般に複数の消費者金融会社から借り入れている人は、経済的困難な状況に陥っているとみられます。住宅ローンを組んでいるどころの話ではないのかもしれません。住宅ローンの申請は、まずは、きちんと消費者金融の返済を完了してからの話になります。

延滞について!

消費者金融だけでなく、全てのローン返済に対して、過去に「延滞」が発生している場合は、住宅ローンの借り入れは大変厳しくなります。特に、借入や「延滞」の記録は発生から約5年間も、記録として残りますから注意して下さい。申請前に個人信用情報センターからご自分の信用情報を取り寄せて確認しておくことが大切です。仮に、身に覚えのない借入が見つかった場合などは、ただちに登録内容の修正手続きをとりましょう。

クレジットカード保有枚数が多い場合!

クレジットカードは、あまり多く持っているとよくありません。通常クレジットカードには1枚に付き10万円~100万円程度のキャッシング枠があるため、将来借りる危険性があると銀行はみるからです。所持しているカードの枚数が多ければ多いほどキャッシング枠が大きくなってしまうため、その分借入金額が引き下げられる可能性もあります。ただ、最近はコンビニの会員カードにも、クレジット機能が付いてくる時代ですから、以前より審査への影響は少なくなっているかもしれません

それでも、これから住宅ローン申請を考えているなら少しでも有利な状況にしておきたいもの。クレジットカードを整理するよい機会だと考えることもできます。

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