三井住友カードの協力で加盟店急増へ!
その結果、加盟店の数は急速に増加しました。05年に始まった日本での銀聯カード加盟店開拓は、最初200店ほどでしたが、それ以後、三井住友カードの協力もあって、07年12月には8400店、現在は1万2700店にまで増加しています。一方、日本国内の銀聯カードの決済額も08年度は前年度の約3倍の130億円に達しました。今年3月の決済額についてみると、月内で過去最高を記録するほどです。個人への観光ビザ解禁と通販サイトの立ち上げで富裕層の取り込み!
先の日中首脳会談で、今まで団体客のみだった観光ビザの発行を個人にも広げることになり、7月には実現しそうです。そうなると富裕層の来日が活発となりますから、首都圏の百貨店や家電量販店は、さらなる売り上げ増加になると期待しています。また、良質な日本製品に開眼した中国の人たちは本国に帰っても日本製品を求める傾向があるといわれています。そうしたニーズに答えて三井住友カードなどが銀聯カードで決済のできる専用の通販サイト・バイジェイドットコムを立ち上げました。ヨドバシカメラやマツモトキヨシなどが出店し中国人の旺盛な購買意欲に答えようとしています。
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